アバトーーク!!8月11日

長崎ペンギン水族館の情報をお伝えする〜



毎週木曜日の9時10分は
飼育員のこぼれ話など、情報盛りだくさんでお届けします♪

今回は長崎ペンギン水族館、飼育展示課 大塚さんに
お話をうかがいました♪


■栗林慧写真展
「栗林慧写真展〜昆虫の世界〜」ですが、9月25日まで開催しています♪
大塚さん曰く、館内のレクチャールーム内にあるカブトムシの写真が特に衝撃があったとのこと・・・。
その写真とは、カブトムシがおしっこをする姿!笑
例えると「オスの犬みたい」におしっこをしているそうです。。
ぜひ見に行ってみてください!笑

■お盆期間
お盆期間の8/11〜8/16は、平日も通常の土日祝日イベントも開催います!
お盆機関は、8/11〜8/14まで、長崎駅前からの入館券のついたお得な直行バスも出ているので、ぜひご利用ください。



そして今回はリスナーさんの質問に答えていただきました!

☆メダカ好き★ゆうひさん☆ 
金魚や鯉は、海水魚と一緒に飼育できると、知り合いが言うのですが??これは本当ですか?

★大塚さん★
金魚や鯉と海水魚は海水に近い水で一緒に飼育ができます。
ただし、もともと淡水魚の金魚や鯉をいきなり海水のなかに入れたり、タイやヒラメを淡水にいれると塩分調整ができずに死んでしまいます。
時間をかけて少しずつ塩分濃度を調整することで、淡水魚と海水魚を一緒に飼育することもできることもあります。
また、現在は、内陸で海水魚の養殖するために、淡水(真水)から、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどのバランスを整えてつくる、淡水でも海水でもない、「第3の水」というものも大学機関では研究されていて、金魚と海水魚が一緒に飼育できる環境をつくることもできるようになっているそうです。

金魚といえば、ペンギン水族館でも常設水槽があります。
今回の金魚展示は、なんといってもその金魚の大きさに皆様がびっくりされています。
なんと金魚の全長が約30?ほどもあるので、深さ1mちょっとある水槽(約2.5t)が10匹程度なのに迫力のある金魚水槽になっています。
種類は、ワキン、リュウキン、オランダシシガシラの3種類で、
なかでも、オランダシシガシラは長崎との縁も深く、江戸時代に長崎出島に外国から入ってきた動植物の記録として残る「長崎聞見録(ながさきぶんけんろく)」という資料にも「オランダシシガシラ」とみられる絵図が描かれています。
はっきりした資料は残っていませんが、当時の時代背景からランチュウやリュウキンも併せて、中国から長崎の地にやってきたと推察されるんですよ。
長崎と金魚は古くから縁があるのですね。

☆こんにゃく王子さん☆
かなりデカめの発泡スチロールの睡蓮容器を買った時に、サービスで、ついてきた、水草に卵がついており、黒メダカだけ、品種が混ざるので生まれた時から、青メダカと別に1匹だけ、飼ってました。今日みたら、卵もってるんです。
1匹なのに、なぜ1匹しかいないのに、メダカは、卵を産んでるんでしょうか!かなり気になります。

★大塚さん★
もしかして、今お腹にもっている卵は、何らかの刺激で産卵はしてしまったかもしれませんが、無精卵の可能性が高いと思いますよ。
他のメダカと分ける前に受精した可能性もありますが、産んだ卵は水草などの産卵床に産み付けて、10日ほどでふ化しますので、そのような様子が見られないようであれば、残念ながら受精卵ではないと思います。


♪番組ではもっと深いお話やこぼれ話が満載となっています♪

2016年08月11日 12:41 カテゴリ:お知らせ
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