アバトーーク!5月26日

長崎ペンギン水族館の情報をお伝えする〜



毎週木曜日の9時10分は
飼育員のこぼれ話など、情報盛りだくさんでお届けします♪

今回は長崎ペンギン水族館、飼育展示課 田中丸さんに
お話をうかがいました♪

今日はお魚の話!
魚は魚でも干潟に棲む生き物の話です♪

2階の常設展示の一つに、有明海に生息するムツゴロウを始めとする小型の魚類やカニなどを
展示している水槽があるんですが、実はこの水槽の水位が10分単位で干満を行うように設定されているそうですよw(゚o゚*)w


干潟といいうことは、泥が入ってるというわけですが、
水槽内の泥(ガタ)は年2〜3回交換しています。
交換の際は鹿島にトラックで赴き、70リットルの容器8杯くらいを採集します。
ガタはそれ自体が重く、水分を含むために結構な重量があります。それをスコップでの手作業で採集するため、かなりの重労働になります。
採集の際は3人体制で休憩と交代を繰り返しながら手際よく行わなくてはいけません。
採集の日取りは干満の時間を見て基本的には午前中に干潮に差し掛かっている日を選んでいます。

水槽のガタだけで
本当に大変そうです><

干潟の魚は様々です。

トビハゼ:胸鰭を手のように使ってガタの上を跳ねるように移動。腹鰭が吸盤状になっているので、壁などに垂直にくっついて休む姿も見れます。
有明海周辺では「カッチャンムツ」とも呼ばれます。
また、来月あたりから産卵期を迎えるため、うまくいけば求愛行動が見られるかもしれません。

・求愛行動のポイント
?オスの体色が茶色→オレンジに変化
?メスの前で体をくねらせる求愛ダンスをする
?カップル成立の場合、オスが入っていった巣穴にメスも入る、
不成立ならメスは逃げる

運がよければ水族館でもみれるそうですよ!

シラタエビ:先月のガタ採集で採集。展示は今回が初めてです。全体が白色であまり目立つものではありませんが、体を曲げたり脚で体を掃除したりと、コミカルな動きをしますので、よく観察してみてください。
国内の汽水域に生息し、有明海では「棚じぶ」と呼ばれる漁法で採集されます。
ちなみに、棚じぶとは
「ジブ」とよばれる四手網の一種を海中に沈めておき、一定時間経過(今回は15分くらい)後に引き上げて、中に入っている魚やエビなどを漁獲するものです。

 
お魚の搬入は、専門の業者からの搬入と、ガタ採集の際に自家採集の2パターンがあります。
ムツゴロウなど自家採集が難しい種類は業者さんに、
カニなどは自分たちで採取する場合が多いですが、
はっきり区別があるわけではありません。



水族館の生き物はスタッフさんが一生懸命採集し、そして支えてくれるおかげで
私たちが楽しんでみることができるんですね♪
2016年05月26日 14:24 カテゴリ:お知らせ
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