〜長崎ペンギン水族館の情報をお伝えする〜「アバトーーク」2月25日

長崎ペンギン水族館の情報をお伝えする〜

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飼育員のこぼれ話など、情報盛りだくさんでお届けします♪

長崎ペンギン水族館、飼育展示課 下村さんにお話をうかがいました♪

今週は冬の自然体験ゾーン(ビオトープ)についてでした。

?ビオトープの冬の様子・・・ヒキガエルについて
ビオトープでは最近「ヒキガエル」が産卵したそうです。
夏のイメージがあるカエルですが、冬から春にかけて
繁殖するものも多いんだとか!
ヒキガエルは体長15cmくらいになる大きなカエルで、
体は茶色でいぼがあり、「ガマガエル」などとも呼ばれています。
よく触るといぼができる!と言われることがありますが、
実はできないんだそうです。

長崎では2月頃に卵を産み、卵は長いヒモ状で透明なチューブの
中に黒い卵が並んでいるように見えるんだとか。
長いものでなんと10m、中に入っている卵の数は数千〜1万個にも
なるんだそうです。
冬の間は冬眠していて、産卵の時だけ目覚めて、
卵を産むとまた春まで土の中にもぐって冬眠する
というヒキガエル。
生まれた卵はおそらく3月初めごろにはオタマジャクシが
生まれて、ゴールデンウィーク前にはカエルになって
上陸するそうですよ♪


?カエルについて意外としらない?
・実は鳴くのはオスだけ!
夏に田んぼでケロケロと大合唱しているイメージのカエル、
鳴いているのはオスだけなんです。
なぜ鳴いているのかというと、繁殖期なので求愛のために
オスがメスにアピールしているんだとか☆

メスに出会うとオスはすかさず抱きつくんだそうですが、
この時間違えてオスに抱きついたり、別の種類のカエルに
抱きついてしまったり、はたまたカエルですらなく
魚に抱きついてしまうものもいるそうです・・・(笑)

・カエルも脱皮するんです!
カエルの脱皮は背中の真ん中にまっすぐ一本裂け目が
入ってそこから左右に分かれて皮が脱げます。
うろこではないので、柔らかい薄皮1枚がゆで卵のように
つるんと剥げるんだとか。
この時、脱皮した自分の皮は食べてしまいます。
私たちが汚れた服を着替えたり、あかすりをしたりという
ような新陳代謝の現れなので、健康を保つための役割が
大きいとのことでした。
脱皮する時の動きが面白いそうで、体をくねらせたり手足を
上手に使ったりするそうです♪


ボランティアの募集
長崎ペンギン水族館では、たくさんのボランティアさんが
活躍しているんです。
現在、4月から活動が始まる新年度のボランティア登録者を
募集しています。

◆応募条件
?満15歳以上の方(ただし、高校生は保護者の同意が必要)
?1ヶ月に1回以上活動できる方
?無償で活動できる方(規定内で交通費の支給があります)
?長崎市・長崎市近郊に居住、または長崎市内に
通勤・通学される方
?平成28年4月3日(日)10時〜15時30分開催の
「登録説明会」に参加できる方
(登録説明会の詳細は返信はがきにてご案内します。)
以上?〜?の条件を満たす方となります。

◆募集期間
3月4日(金)必着

◆応募方法
往復はがきに 住所・氏名(ふりがな)・生年月日・
電話番号・応募の動機(一言)を明記の上、
長崎ペンギン水族館「ボランティア」係まで
お送りください。

詳しくは広報ながさき2月号、水族館ウェブサイト、
電話にて水族館までお問い合わせください。
2016年02月25日 10:22 カテゴリ:お知らせ
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