またまた秋にオススメな１冊＋１枚。
坂本龍一さんの総合監修による「音楽の学校＝スコラ」の第３巻で、今回は坂本さん自らのセレクション『Ｄｅｂｕｓｓｙ』。

今年坂本さんがゲストでいらした時に読んだ本「音楽は自由にする」の中で、坂本さんは若きころ“自分は、ドビュッシーの生まれ変わりだと思っていた”とおっしゃっています。それほどまで敬愛する音楽家のことですから、話も濃くならないはずがない（笑）
本とセットになっている坂本さん選曲のドビュッシーＣＤを聴きながら、坂本さんや浅田彰さん・小沼純一さんのお話を読んでると本当に面白い。こんなにもマニアックなきき方を出来たら、たまらなく楽しいだろうな、と。
クラシックファンはこの３人の対談に加わる気分で楽しめるだろうし、クラシック初心者の方にもわかりやすく用語解説なども添えてあります。
マニアックなんだけど、３人の表現はどこか絵画的で。
表現や感性が豊かな方って、とても興味深いですよね。
是非、これからの季節ゆっくりと読み聴いてみて下さい。

ちなみに・・・毎週日曜朝６：００〜自由気ままにお届けしている、山口修さんの「日曜音楽館」。今度の日曜は、この特集でお届けしようと思います。
早起きサンは、お聴きになってみて下さい。