一瞬の風を永遠に。




こんばんは。今夜は、本のお話。

佐藤多佳子さんの『一瞬の風になれ』全3巻、一気に読みました。
陸上部を舞台にした青春ストーリーです。

ワタシ。しゃべりはトロトロしてますが、中学時代、実は「陸上部」。
ちなみに「4×100Mリレー」、おまけに「女子キャプテン」。

間違いなく、私は、陸上をする為に学校に行っておりました。
永遠に憧れるようなカッコイイ先輩達や、今でも時々集まる良い仲間たちがいたからね。


なので、この本は清々しさだけでなく、朝から通勤中に読んだりするとリレーを1本走り終わったくらいドッと力を使い果たす読み心地。とてもつもなく高揚し、感動しました。

やっぱりイイナァ。スポーツから生まれる感動って。
結果が数字で出るシビアな世界だけど、その潔さが心地よく、戦いから得るものも大きい。
「戦い」もイロイロありますわな。
私は膝の怪我に苦しんでいたので、常に「恐怖」と戦っていたように思います。

でも、この本を読んで主人公の精神的成長を感じると「私も、あの頃のがむしゃらさを忘れてはいかんよなぁ」と思って。で、山にでも登ってみようと思いました。
成長のピリオドは自分が打ってはいけない、逃げてはいけない、自分は自分らしく1つ1つ。


このキラキラした物語は、きっと読者の物語。
大人社会を生きる皆さま、是非。
2007年03月27日 20:38 カテゴリ:旧ブログエントリー
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