実家へ帰らせて頂きます

夜行急行『八甲田』死の彷徨…さらに続き。…いま列車はどの辺りを走っているのだろう。たまに停車する駅名は聞いたことも無いものばかり。ただこれだけは確実に言える。このレールは必ず上野に繋がっていて、この夜さえ越えれば陽が昇り、このスシ詰冷却地獄から解放される…。長くなるので少し端ょるが、結局私は夜明け直後、始発列車が動きだした頃に『八甲田』を降り、多分茨城県内のどこか(朦朧として覚えていない)の駅から普通列車で東京へ戻ったのであった。思えば、雪を知らない九州人だから成しえた、あまりに無謀な旅でした。よい子のみんなはマネしないでネ。因みに写真と本文は例によって関係ありませんし、こっちを見ている男性も知り合いではありません。それでは次回、愛と哀しみの冬物語『スパイク無しのクツで歩いていて道路の真ん中に転倒!そこへ除雪車が!!〜札幌編』でお逢いしましょう。


2005年01月08日 09:55 カテゴリ:旧ブログエントリー
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