実家へ帰らせて頂きます

私は幼少時代の一時期をここで過ごしました。今や福岡のベッドタウン化が日進月歩で進んでいますが、30年以上変わらない風景もそこかしこに残っています。…小学校に上がる前のことです。当時住んでいた家にはフロがなく、毎日銭湯に通ってました。雨や雪の日も暗い夜道を歩いて往復するのは大変でしたが、毎日『温泉』に入れるというのは今にして思えば贅沢なハナシですね。トリビア的自慢が2つ。ひとつは、ここの温泉はかの森鴎外の小説に登場したこともあります。もうひとつ、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作元首相は、ある時期、国鉄二日市駅の駅長を勤めていたこともあるのです。…明日10日は戦後60年の節目の年の“成人の日”。本人のご両親はもちろん、もしかすると祖父母も戦後生まれかも知れません。若者が命をさらされるようなことが無い世界を築いてゆきたいですね。


2005年01月09日 20:11 カテゴリ:旧ブログエントリー
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