梶尾真治 「おもいでエマノン」

エマノン(EMANON) ⇔ NO NAME
エマノンと名乗る美少女と、
彼女の人生を通り過ぎていった人々との交流が描かれた
短編集です。
ナップザックを持ち ジーンズに粗編みのセーターを着て、
少しそばかすがあるが 瞳の大きな彫りの深い 異国的な顔立ちのエマノン。
彼女は、
地球に生命が誕生してからの三十億年の総ての記憶を
持ち続けているんです。
なので深みのある言葉、
哀しみと愛情溢れる行動など エマノンにくぎづけになります。
心温まる短編、
ちょっとゾクッとする短編、
切なくなる短編
いろんなタイプの短編が 8編 おさめられています。
40代、50代の方は 懐かしさを覚える描写も あるかと思います。
続編も出版されているようです。
探してみてくださいね。