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吉田修一 「怒り」

今日(2/13)は 先日 メトロ書店でサイン会をされた
長崎出身の作家:吉田修一さんへのインタビューを
お送りしました。



新作「怒り(上・下)」は 中央公論新書から 先月発売されました。

ある殺人事件の犯人が 逃亡していて。
3人の どこか怪しい男たちが登場して。
その男たちの周囲の人間が
“もしかしたら この人が 犯人かもしれない…”と思っていく、物語。

犯人探しがメインではなく
それぞれの愛が試される、
『信じる』 というところに焦点が当てられた作品です。

私は、最後まで 別の人を犯人じゃないかと疑っていましたが
それもそのはず。
作者の吉田さんも 後半で 誰が犯人か決め、
誰も犯人じゃなければ…と思いながら 書かれていたそうです。


分からない人に伝えるのは難しい。


これが 私の心に一番響いた一文でした。

よくも悪くも 諦め というものを感じ、
人を信じるとは どういうことかを考え、
犯人の気持ちは分からず、
最後まで 言葉にできないモヤモヤを感じた 作品でした。


「怒り」 は、中央公論新書から
上巻・下巻ともに 税別 1200円で発売中です。


3月には 「平成猿蟹合戦図」が文庫になります。
(朝日新聞出版)


合わせてチェックしてみてください。


ちなみに、
作中に登場する 東方神起 「Somebody to Love」や
Maroon5 「Moves Like Jagger feat.Christina Aguilera」は
吉田さんが好きな曲なんですって。


おまけ。
インタビュー中の写真を メトロ書店の読書アドバイザー:川崎さんが
撮ってくださっていました。




2014年02月13日 13:20 カテゴリ:お知らせ
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2/13は

長崎出身の作家:吉田修一さんへのインタビューを
お送りします。

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先月 新作 「怒り(上・下)」 を中央公論新社から
出版されています。

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この「怒り」 発売を記念したサイン会が行われ、
その直後に 収録させていただきました。

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どうぞ お楽しみに♪
2014年02月13日 12:10 カテゴリ:お知らせ
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