09 8月 2014の一覧 | Home

中尾城公園の平和の広場

今日は長崎に原子爆弾が投下されて、
69回目の夏を迎えました。
毎年、長与町でも「平和のともしび」が
中尾城公園内で行われています。

その中尾城公園内の平和の広場には
被爆二世・柿の木被爆二世・青桐の木
被爆三世・ざくろの木が植えられています。



被爆二世・柿の木は
爆心地近くで被爆した柿の木から育てた苗で、
1995年に長崎市の樹木医をされている方から
寄贈されました。



植えてから8年目には実を付け始めて、
現在も青い実がなっていました。




被爆二世・青桐の木は長与町に住む方から
寄贈されたもので、
広島で被爆した桐の木より採れた3粒の種
寄贈した方が大切に育て、苗木にしたものです。



被爆三世・ざくろの木は爆心地から1.5キロの地点で
被爆しながらも再び芽吹いた木です。
長崎市の方から寄贈されました。
寄贈された方のお父様が生前に植えたもので、
原爆に遭いながらも唯一生き残ったのです。




原爆に遭いながらも生き残ったこれらの木々たちは、
今も懸命に生きていて、
私たちに平和と命の尊さを静かに語りかけています。





中尾城公園へお出かけした際、
木々たちのメッセージに耳を傾けてみませんか?



2014年08月09日 09:56 カテゴリ:長与トリビア〜ル
nagayo 固定リンク 

平和のともしび

今日は8月9日、長崎に原子爆弾が投下されてから69年になりました。
長与町では平成18年から毎年8月9日の夜に「平和のともしび」が行われています。

null
インタビューさせて頂いた長与町役場 総務課 久保 麻衣子さんと。
私たち3人も「世界が笑顔で溢れますように」と平和への願いを込めて灯ろうを作りました。

残念ながら今年の平和のともしびは台風の影響で中止となりましたが、皆さんの作った灯ろうは希望がある場合、長与町役場にてろうそくとセットにして返戻するそうです。ご家庭で灯をともして平和を考える時間を過ごすのもいいですね。希望の方は総務課(?095-801-5781)まで連絡をお願いします。


そして番組の中で紹介した「長与町被爆体験談集」がこちら
null

原爆投下当時の長与町の状況や被爆された方の体験談が写真と文章・DVDにまとめられています。思い返したくないほどの辛い経験を、後世に伝えるためにと話してくださったとても大切な文献です。

長与町図書館での貸し出しのほか、長与町役場1階町民ホール、町内の公共施設などでも閲覧ができますので、この機会に多くの方に読んでいただけたらと思います。
長与町役場HPからもPDF形式で見ることができます。


8月9日の今日、平和について改めて考えてみませんか。
2014年08月09日 09:55 カテゴリ:放送後ブログ
nagayo 固定リンク 
«Prev || 1 || Next»