中尾城公園の平和の広場

今日は長崎に原子爆弾が投下されて、
69回目の夏を迎えました。
毎年、長与町でも「平和のともしび」が
中尾城公園内で行われています。

その中尾城公園内の平和の広場には
被爆二世・柿の木被爆二世・青桐の木
被爆三世・ざくろの木が植えられています。



被爆二世・柿の木は
爆心地近くで被爆した柿の木から育てた苗で、
1995年に長崎市の樹木医をされている方から
寄贈されました。



植えてから8年目には実を付け始めて、
現在も青い実がなっていました。




被爆二世・青桐の木は長与町に住む方から
寄贈されたもので、
広島で被爆した桐の木より採れた3粒の種
寄贈した方が大切に育て、苗木にしたものです。



被爆三世・ざくろの木は爆心地から1.5キロの地点で
被爆しながらも再び芽吹いた木です。
長崎市の方から寄贈されました。
寄贈された方のお父様が生前に植えたもので、
原爆に遭いながらも唯一生き残ったのです。




原爆に遭いながらも生き残ったこれらの木々たちは、
今も懸命に生きていて、
私たちに平和と命の尊さを静かに語りかけています。





中尾城公園へお出かけした際、
木々たちのメッセージに耳を傾けてみませんか?



2014年08月09日 09:56 カテゴリ:長与トリビア〜ル
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