8/29は

ゲストに 今年の LoveFes フリーライブ にも出演してくださいます
Serena さんを お迎えします。

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お楽しみに♪
2013年08月29日 12:10 カテゴリ:お知らせ
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山崎ナオコーラ 「浮世でランチ」

今日(8/28)は 『別冊 LaiLai 夏の36冊』ということで
松千のGt:松本健太さんに オススメの本をご紹介いただきました。



山崎ナオコーラ 「浮世でランチ」




山崎さんの作品は
永作博美さん、松山ケンイチさん主演の映画
「人のセックスを笑うな」で ご存知の方も いらっしゃると思います。

淡々としている中にも、
ふとした拍子に出てくる 絶妙な表現。
そこに惹かれると おっしゃっていました。



多い時では、月に10冊ほど本を読むという まつけんさん。
趣味は “本屋さんを パトロール”!
(何か 気になる本が出てないか 見て歩く。)

本を選ぶポイントは
最初の2、3行を読んでみて ピンときたかどうか。

よく読む 作家としては
西加奈子さんや よしもとばなな さんで
女性作家の文体特有の
やわらかさと しなやかさが 好きなポイントなんですって。

ぜひ まつけんさんの オススメ本、
手にとってみてくださいね。
2013年08月28日 13:34 カテゴリ:夏の36冊
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8/28は

残り2日となりました 「LaiLai 夏の36冊」

今日は
別冊 LaiLai 夏の36冊ということで
松千の Gt:松本健太さんに
オススメの本をご紹介いただきます。

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お楽しみに♪
2013年08月28日 12:10 カテゴリ:お知らせ
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京極夏彦 「ルー=ガルー 忌避すべき狼」

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分厚いです。
582ページ。しかも 文章が2段になってます。

京極夏彦さん=ホラー、妖怪、お化け
というイメージが強かったんですが
この物語は SFに近いんです。

手に取ったきっかけは 確か 帯の一言。
「人を殺してもいいのだろうか?」

そして “ルー=ガルー” という題名。

何かと思ったら フランス語で
夜間 狼に化けてさまよい 悪事を働く伝説上の怪物

なんですって。

当時 狼にも はまっていた 風間。
(ドラキュラ → こうもり → 狼男 → 人狼…
 ここから 小野不由美 「屍鬼」にも つながっていきます)
ちょっと迷いましたが 手にとって読んで納得。
手に取らなかったら 後悔していたはず。



物語の舞台である2030年は、
清潔で無機的な徹底した管理社会になっていて。
少女たちは携帯端末で すべての行動が把握されています。
つまり 少女たちにとって 世界=モニターの中。

そんな 現実感が希薄な都市で 連続殺人事件が起こります。
被害者は14歳・15歳の少女ばかり。

同級生が事件の鍵を握るらしいと気が付いた
他人と接触するのが苦手な葉月、
少年のような少女:歩未、
天才少女:美緒は 事件を追っていくうちに
巨大な敵に 気が付きます…


『直接的なコミュニケーションが苦手な若者が増えている』
そんなニュースを 見たり 聞いたり しますよね。
電話できない、とか、目を見ることができない、とか。

感情表現の方法も分からなくて
子供のようになってしまったり
想像力が乏しいが故に
社会的に問題がある行動を取ってしまったり。

そんな問題が現時点で発生しているのに
この小説の舞台である2030年になったら どうなってしまうのか
すごく 怖くなる物語でもあります。

そして ある意味 純粋培養な少女たちに対して
敵 (大人たち) の 気味の悪さ。
思い込みの強さから来る 根拠のない 自信・正義。

やっぱり 14〜15歳の頃が
一番 一生懸命で純粋だな、と 改めて感じました。
(風間の秘密。語弊がちょっとありますが
 社会人になるまで、精神年齢 14歳、と
 ずっと思ってました。)

誰がルールを作ったのか。
どうして ルールを守るのか。
どうやって 他人と関わっていくのか。
どうして 関わらないといけないのか。

そんなことを 取りとめもなく 考えつつ
思い浮かんだのは
「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」という映画。

ドラえもん映画の中でも1番好きな作品で、
特に印象に残っているのは
“カプセルに入らなければ動けない人間” と
“社会が ロボット化” していること。

利便性・合理性を追い求めすぎると
機械を使う のではなく
機械に使われてしまう、という危機感。

そして 便利な世界だからこそ
前時代的なモノに固執する 感覚。

そういったゴチャゴチャしたものをひっくるめて
“狼”というワードが すごく印象的です。

ミステリー色も強く
独特な世界観も魅力的ではあります。
1ページ目から 引き込まれること 間違いなし!
ですので ぜひ 読んでみてください。
2013年08月27日 13:41 カテゴリ:夏の36冊
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コラボ企画 第2弾!

今日(8/27)は 毎週 火曜日恒例!
「ながさきプレス」編集部のコジマさんが
スタジオに来てくださいました。

「ながさきプレス 6月号」から不定期連載がスタートした
『今日からはじめる おしゃれ暮らし術』 という
「ながさきプレス」と LaiLai のコラボ企画。
第2弾は maka naturally の矢倉さんに
石鹸作りを教えていただきました。

以前 ハワイアン・リボン・レイのリース作りも体験させていただいた
元船町にある ハワイアン雑貨などのお店 兼 教室 です。

前回のコラボ企画 同様、
風間 (コジマさんも?)の不器用っぷりが 分かる体験レポート(汗)


《用意するもの》
手袋、新聞紙、電子はかり
鍋、温度計、泡だて器、ボウル、計量カップ、牛乳カップ




《材料 (ソフトクレイ石鹸)》
オリーブオイル 200g
ココナッツオイル 150g
パームオイル 150g
苛性ソーダ 69g
精製水 190g
好みのエッセンシャルオイル 適量

《材料 (レッドパーム石鹸)》
オリーブオイル 200g
ココナッツオイル 150g
パームオイル 75g
レッドパームオイル 75g
苛性ソーダ 69g
精製水 190g
好みのエッセンシャルオイル 適量


《作り方》

? 苛性ソーダと水を混ぜる。
  これが石鹸の素に。





 苛性ソーダは 薬局などで購入可能ですが
 危険なので 取り扱い・保管には注意が必要です。
 混ぜた後は 80度くらいにまで温度が上昇!!
 刺激臭・やけどにも注意してください。

? 用意したオイルを混ぜ混ぜ。
  湯せんにかけながら 分離したり固まったりしないように!

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? 苛性ソーダもオイルも
 およそ50度になったことを確認して
 オイルのボウルに 苛性ソーダを少しずつ加える。
 そこから ちょっと乳白色になるまで(20分くらい)混ぜる。

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 ソフトクレイの方は ちょっと別のボウルに取った素に
 赤いクレイの素を加えて ピンクのクレイを作っておく。

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? エッセンシャルオイルを 30滴くらい投入!!

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? 牛乳パックで作った型に流しこむ。

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 ソフトクレイの方は 白・ピンクを交互に入れて マーブルに。

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 こぼれても お部屋が汚れないように
 発泡スチロールの箱に入れておく。

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気候にもよりますが、1日ほど乾燥させてカット。
その後 さらに1週間ほど寝かせると 使いやすくなるそうです。

完成!!

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矢倉さん、コジマさん、ありがとうございました!!

詳しくは
今日発売の「ながさきプレス9月号」 116ページに
掲載されていますので ご覧ください。

作ってみたいなぁ…という方は
マカ・ナチュラリーで 定期的に教室も開催されています。
お問い合わせになってみてください。
2013年08月27日 13:20 カテゴリ:お知らせ
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8/27は

毎週 火曜日恒例!
ながさきプレス」編集部の方を スタジオにお迎えします。

今日 発売の 9月号から
LaiLai と ながさきプレス の コラボ企画
「今日からはじめる おしゃれ暮らし 術」第2弾!!
コジマさんと一緒に 取材に行ってきた模様を
お送りします。
2013年08月27日 12:10 カテゴリ:お知らせ
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森博嗣 「女王の百年密室」



森博嗣さんにはまった その始まりは
森さんの デビュー作 「すべてがFになる」シリーズでした。

それまで ほとんど ノベルス(サイズ的に)を読んだことがなかった
中学生の頃の風間。

「すべてがFになる」でスタートする
S&Mシリーズ(犀川創平&西之園萌絵 シリーズ)は
萌絵の お嬢様キャラと
犀川先生の 理論的なのに たまに 熱くなる感じが 魅力的。
(萌絵の好意に にぶいところも)

この S&Mシリーズを皮切りに
Vシリーズ(瀬在丸紅子 シリーズ)、
四季シリーズ、Xシリーズと 読み進め。
(でも 購入できてないんです。
 いつか ドドンっと大人買いするのが 夢。)

手を付けたのが 「女王の百年密室」
そして 続編の「迷宮百年の睡魔」。



それまでのシリーズは 現代が舞台で
理論的な 現実的な 推理小説、というイメージだったんですが
この M&Rシリーズ(百年シリーズ) の舞台は22世紀(2113年)。

ジャーナリスト:ミチルと、ウォーカロン(ロボット):ロイディが
「女王の百年密室」では 城砦都市に
「迷宮百年の睡魔」では 島に たどり着くところから
物語が 転がり始めます。

どちらも 100年間 がキーワード。
100年間 人が死んだことがない街と
100年間 世界との交流を拒絶した島。

その舞台で 突如起こる 殺人事件を 解決していく、というのが
大筋です。

ほかの 森さん作品と比べて 珍しく
SFの要素(ハイテク機械など)が 多く取り入れられた作品。
SFとミステリーとが いい具合に混ざり合っています。

そして 文章の書き方も ほかの作品とは違っていて
昔の洋書のような
寓話のような
モノクロの世界までは行かないんですが
全体的に 淡い色合い のイメージの物語です。

そして 登場人物の多くが 芝居がかっているような
ちょっと遠く、感情が読めない物語 でもあります。


《「女王の百年密室」のキーワード》
女王が支配する街

神に導かれる

見ざる 聞かざる 言わざる

正しい手順を

化学繊維の髪



「人間だって 機械の一種だと思ったけれど……」
という ミチルの言葉。
社会の歯車? 演じさせられている?
“人間って何?”と 考えさせられる 物語です。

ほかの 森さん作品を読んだことがある方は
読み始めは 戸惑うかもしれませんが
読み応え、読後感は さすが 森博嗣さん!!です。

個人的には 森さん作品の中でも
1位・2位を争う 好きな作品です。

ぜひ 読んでみてください。
2013年08月26日 13:44 カテゴリ:夏の36冊
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グランプリ!

今日(8/26)は
昨日 無事 開催することができました
SkyJamboree 会場内で行った
「SkyJamboree 2013 オフィシャルTシャツデザインコンテスト」の
受賞式でインタビューさせていただいた模様を お送りしました。

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審査委員長の Tシャツショップ ナカノ の 中野社長、
グランプリを受賞された 前田さん、ありがとうございました。

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自分のデザインしたTシャツが オフィシャルグッズになって
実際にSJ会場で販売され、
オーディエンスが そのTシャツを着て ライブを楽しんでいる…
嬉しいですよね。

来年も開催されるのであれば ぜひ チャレンジしてみてください。

雨の中 ご来場いただいた 9000人のみなさま
ありがとうございました。

筋肉痛、風邪…負けないように 今週も頑張りましょう!
2013年08月26日 13:14 カテゴリ:お知らせ
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8/26は

昨日 無事開催できました
SkyJamboree2013 のレポートです。

スカイジャンボリー2013 オフィシャルTシャツデザインコンテスト
審査委員長の Tシャツショップ ナカノ の 中野社長、
グランプリを受賞した 前田さん へのインタビューを
お送りします。
2013年08月26日 12:10 カテゴリ:お知らせ
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夢枕獏 「涅槃の王」



風間が大好きな 夢枕獏さんの作品の中でも
1番好きなのが この 「涅槃の王」。

図書館で 初めて “ゆ” の欄に行って
『涅槃ねぇ…仏教?』 なんて思いながら なんとなしに 手にとったら
表紙の「百獣図」に惹かれ
読んでみたら はまり… 今に至ります。

何が好きって
シッダールタ(若かりし頃の仏陀)が 山(樹)登りをしちゃう、
そのストーリー。
そこに 仏教・密教の妖しさを中心に
人間の欲求・浅ましさとか
不老不死を願ってしまう心とか
そのせいで 変化してしまった異形のモノとか
さまざまな要素が 猥雑に混ざっているところ。

以前 紹介した 「キマイラ吼」シリーズも好きですが
これは (獣化しちゃいますけど)現代モノ過ぎるきらいもあって。
神話・歴史好きな風間にとっては
この「涅槃の王」の舞台が 古代インド という時点で
妖しい雰囲気を感じ たまりません。

しかも、祥伝社文庫では 4巻
総ページ数にして 2763ページを読んでの クライマックスシーン。
シッダールタが 仏陀に 覚醒した瞬間の すばらしさ!
神々も歓喜、
シッダールタも歓喜、
風間も歓喜。

圧倒的な筆力を持つ 夢枕さんだからこそ書けた
このダイナミックなシーンは 感動。
泣きそうになります。


《抜粋》

“肯(よし)”
と、その声は言った。
“この世のあらゆるものは肯(こう)である”
と。
(中略)
“おまえは正しい”


シッダールタは
『美しく整った顔立ちは、まだ、少年か少女のように見える。
 黒い柔らかい髪が、額にかかり、
 その下に淡い灰色がかった茶色の瞳があった』
そんな外見で。

天才。

そのシッダールタに “おまえは正しい”と言われると
何かに迷っているときは特に 大丈夫だ!と思える
パワーがあります。

ぜひ 読んでみてください。
2013年08月22日 13:39 カテゴリ:夏の36冊
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