28 9月 2017の一覧 | Home

アバトーーク!![ウミガメ・イベント情報]

長崎ペンギン水族館の情報をお伝えする〜



毎週木曜日の9時10分は
飼育員のこぼれ話など、情報盛りだくさんでお届けします♪

今朝は飼育展示課 林さんにお話しを伺いました!

[ウミガメの話]
今年の夏に、脇岬海水浴場でホットな話題がありました!
8月27日、脇岬海水浴場で3年ぶりにウミガメの孵化が見られたのです。
地域おこし協力隊で水族館の展示にも協力してもらっている山本春菜さんが
産卵しているのを確認して、孵化して仔ガメが海に帰るまで、観察していました。
3年前に孵化したときに、ウミガメの赤ちゃんたちは海ではなく、
陸の方へと歩いてしまったんだそうです。
それは、ウミガメの赤ちゃんが
光に向かっていく性質があり、本来なら、生まれる時間、
陸地は暗く、遮るものがない海の方が明るいため、海に向かっていきますが、
現在、陸には街灯など、人が暮らしていることによる明りがあるため、
間違えて、陸地に歩いてしまいます。
そんな3年前の経験を生かし、街灯にカバーを施し、前よりも暗くし、
それでも、陸地に行きそうだったため、ライトで海へと誘導したそうです。

では、今回脇岬に産卵に来たウミガメはどんな種類でしょうか?
日本で見られるウミガメの種類はアカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメ、
ヒメウミガメの5種類ですが、その中で、
長崎県に産卵するのはアカウミガメの1種類だけなんです。

[浦島太郎にでてくるウミガメは・・?] 
ウミガメというと、昔話の浦島太郎に出てきますね。
あの、ウミガメはどの種類でしょうか?
浦島太郎の伝説がある地域は色々ありますが、
主に本州が多いです。
また、ウミガメの中で浜に上がるのはメスが卵を産むときなんです。
なので、本州で産卵することがある種類は長崎県に産卵に来るのと同じアカウミガメです!
なので、「浦島太郎でいじめられていたウミガメはアカウミガメのメスである!」となります。

水族館では残念ながらウミガメの展示はしていません。
魚と一緒の水槽に入れると、魚をいじめてしまったり、
水槽に悪さをしたりと、なかなか展示するのが難しいとのことです。
予備飼育棟というところで、アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイが
全7匹飼育しているそうです。
来年の3月の飼育係のこぼれ話でカメをテーマにしているので、
この時に裏で飼育しているウミガメたちを見学することができます。
3月のアバトーークでまた、紹介していただくとのことですので、
ウミガメを見たい方はぜひ、チェックしていてください!!

また、ペンギン水族館にいらっしゃったことのある方はウミガメに乗って撮影できる
フォトポイントがあります!
あのカメはオサガメのはく製です。
ぜひご来館された際には、オサガメに乗って写真を撮ってみてください!
 

[イベント情報]
「長崎稲佐山フォトコンテスト2017の表彰式」
「ロープウェイ長崎市民無料乗車サービス」

10月5日(木)夕方5時30分
@稲佐山頂展望台

「長崎稲佐山フォトコンテスト2017の表彰式」があります。
「心に残る長崎の風景〜稲佐山〜」をテーマに募集しました作品から特別審査員の
福山雅治さんが選びました大賞作品含め15点の作品の表彰式を行います。

また、表彰式のある10月5日は香港・モナコと共に長崎が世界三大夜景に選ばれた
「長崎夜景の記念日」です。
これを記念して、ロープウェイ長崎市民無料乗車サービスを行います!
10月5日は長崎市民の方は終日無料となります。
注意事項として、免許証や保険証など住所がわかるものが必要となります。

「海中ロボットを操作して、海の生き物を調査しよう!」
10月7日(土)
@長崎ペンギン水族館

10月7日(土)に「海中ロボットを操作して、海の生き物を調査しよう!」を開催します。
内容は講演、海中ロボット操縦、海中ロボットの組立と解説です。
ロボットの操縦には事前の申し込みが必要になります。
詳しくは長崎ペンギン水族館のウェブサイトをチェックしてください♪


10月になり、ロープウェイ・水族館でイベントも盛りだくさんです!
ぜひ足を運んでください!

2017年09月28日 10:49 カテゴリ:お知らせ
sakamoto 固定リンク 
«Prev || 1 || Next»
<   9月 2017   >
SunMonTueWedThuFriSat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

リクエスト

プロフィール

カテゴリー

最新の記事

バックナンバー

リンク