全力長与!

今週の長与トリビア〜ルでは、長与中学校の生徒たちが東日本大震災以来毎年取り組んでいるボランティア活動をご紹介しました。


本来ならゴミとして捨てられるペットボトルやアルミ缶・段ボールなどを集めてお金に換え、義援金として東北の被災地へ届けるこの活動は、今年で4年目となります。


その活動の主体となった旧生徒会から
緒方航くん、藤田康平くん、木田成晃くんの3人にインタビュー!


3人の仲の良さと、真っ直ぐに思いを伝える意思の強さに、生徒会の結束力を感じました。



取材をした日は、今年度のボランティア活動の報告を兼ねた振り返り集会。

・中学生が「中学生の力」でできること
・興味のある人だけが一生懸命に行うのではなく「全員の積極的な参加」

を大切に、長与中全体で6月〜12月に渡って取り組んだ活動の成果の発表の場です。


全校生徒が集まる前の体育館。生徒会メンバーで円陣を組み気合いを入れる姿を見て、この活動にみんながいかに強い思いで取り組んだのかが伝わりました。


そして始まった振り返り集会


はじめは集まりの悪かった回収活動。どうしたらみんなが積極的に参加してくれるか、自分たちで考え・実行する、その過程が紹介されます。

目標金額を設定し、どれだけ集まっているかを全校生徒が一目で確認できるよう、目標に近づくにつれハートが完成していく掲示物を作ったり、全員が参加したクラスには感謝カードを配ったり、知恵を絞ったたくさんの工夫が。

中でも、「なぜボランティアが必要なのか」ボランティアに対する想いを、役員が何度も担当クラスへ行き”自分の言葉で伝える”という行動は、一番大切であり人の心を動かすことだったのではないかな、と生徒達の力の込もった発表を聴きながら(自らも動かされながら)思いました。

人の無関心を関心に変えるってすごいことです。

それは生徒だけでなく先生や保護者の方、学校周辺の地域の方まで動かす大きな力となり、最終的に大型トラック4台分もの回収量となったそう!!


そして目標金額も達成!


2日間の募金活動も合わせた計5,2843円が集まりました!


たくさんの人の想いの込もった合計金額、ゆっくり大切に読み上げる生徒の声が印象的でした。
会の最後に長与町社会福祉協議会の方へお渡しし、義援金として東北の被災地へ届けられます。



東日本大震災からもうすぐ4年が経ちます。
「誰かのために、自分にできることを考えて行動する」
子供達の真っすぐな想いから受け取ったものを、私たち一人一人もかたちにしましょう。
2015年02月28日 09:56 カテゴリ:長与トリビア〜ル
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