トライセラトップス LIVEレポート?

「トライセラトップスライブ レポーターを終えて」


 ライブ当日、仕事を終えて急いで会場へ向かった。
トライセラトップスのライブは今回で4回目だったのだけど、今日はいつもとは違いインタビューの事もあるので到着して急に緊張が強くなってきた。打ち合わせの間はこれからの流れを考えるとドキドキして少し上の空だった。


打ち合わせを終えると、いつもは見ることのできないまだファンの皆さんが誰も居ないライブ会場の様子を見せてもらった。念入りなリハーサルは終わっていてスタッフの皆さんは準備も整い落ち着いていた。でも、楽屋からは発生練習らしい声が聞こえていた。「えぇ〜!」と思ったけど心の中で『今、私はスタッフなのだ!』と言い聞かせた。そのボーカル和田さんの声は開場になるギリギリまで聞こえた。


 開場の時間になり入り口からザワザワと聞こえ始めた。出来るだけステージに近い場所へと競うようにみんな急いで移動していた。それと同時にスタッフの方々は会場整理のために忙しくなり、あっという間に始まりを待つ人たちで埋まった。ライブ前にお客さんにインタビューをすることになった。このような体験は初めてだったので、インタビューを受けるお客さんよりも私自身が緊張していたと思う。「ライブは何回目ですか?」という質問には『初めてです』という答えは無く、今日を楽しみにしていた様子は私にも伝わってきた。


 ステージのライトが明るくなり、会場に流れていたBGMはいつのまにか本物のギターの音になっていて音量が大きくなった。いよいよライブはスタート!メンバーの姿が現れると歓声がわいた。楽器はギター・ベース・ドラムだけど、とても「ズシン、ズシン」と身体に響いてくるような迫力を感じる。初めの方からかなり勢いのある曲が続く。どんどんお客さんは盛り上がってきて、音は途切れることなく次の曲へ続く。この次の曲への繋がりはライブでしか聴けない。CDでいつも聴いている耳になじんだ曲の前奏部分はそれぞれの楽器の音を競って主張しあって、演奏を楽しんでいるようだった。演奏中のメンバーは真剣な少し厳しい表情に見えるけど、MCの時には柔らかい表情になり会場のみんなへ語りかけるような場面もある。


 ライブ中に何度も時計を気にしている人を見つけた。その人はライブが終わる前に会場を出ていってしまったので、きっとJRかバスの時間の都合だったんだろう・・・何度も時計を気にしていたのは、たぶんギリギリの時間までここに居たかったからかなぁと思った。最後の曲が終わって、メンバーがステージから居なくなった後はアンコールの手拍子が続いた。それに答えてまたステージにメンバーが戻ってきたときの様子が印象的だった。ライブ終了後にも、感想のインタビューをした。みなさんはイキイキとして楽しそうな表情で答えてもらえた。その中、偶然知人を見つけた!その人は、親子でライブへ来ていた!

 
 楽屋のほうの準備が整うと、楽屋へ向かった。楽屋は思っていたより狭かった。私たちより先に、レコード店の抽選か何かで4人のファンの女の子がメンバーにサインをしてもらっていた。サインを書きながらメンバーは一人一人に声をかけて、ライブの感想などを聞いていた。「海外でホームステー中にトライセラトップスのCDを聴いて頑張れた!」と話しているのを聞いていたメンバーみんなも喜んでいたけど、私もうれしかった!その人の気持ちがよく分かったから。4人の女の子が楽屋を出て行くのを「じゃあね、またねぇ!」という言葉で友だちを見送るような感じに私には思えた。


 いよいよ、私たちのインタビューの時間がきた。椅子に座ったら目の前に居るメンバーはすごく近かった!私たちがとっても緊張してるので「大丈夫、大丈夫」と声をかけてくれたんで、うれしかった。ライブの後だという疲れた様子は全く感じられなかったけど・・・すごくおなか減っていたらしく、持っていたお土産を食べながらインタビューは進んだ。これは予想していなかった・・・。だけどそれで、少し気が紛れたかも。インタビューは和田さんを中心に答えてもらった。和田さんは話し出すと止まらない感じで、すごく勢いがあった。話している時の表情は、何かを伝えようとすると特に目を見開いて、ジェスチャーもたくさん。吉田さんはマイペースそうな印象。林さんは近くで見ても身長が高かった。かなり、メンバーの方も自分たちから話してくれていたと思う。逆に私たちが質問されたりもして、急で答えに詰まってしまったりもあった。


 インタビューが終わり、私たちが楽屋を出るときも「じゃあね、またねぇ〜!」と見送ってくれたメンバーは、3人共気さくで音楽好きなおしゃべり好きのお兄さん達だった。楽屋を出たら、緊張がとけて「ふぅ〜」と力が抜けた。インタビューは“大成功だっ”とはとても言えないけど『トライセラトップスをこれからも応援していきたい!また、長崎にライブ来てほしい〜!』と、強く思った。


 今回は普通にライブに行くのとは違って、お客さんとスタッフの中間の位置を体験したと思う。インタビュー中もスタッフの皆さんは片づけを慌ただしく行っていて・・・1回のライブには、たくさんのスタッフの人たちの支えがあるのも実感した。あと、インタビューの難しさも実感した。私たちのインタビューの企画の段取りやお世話になった方々に感謝!また、いつもと同じ生活に戻るけど一生忘れられない体験できた。


ヒロコ
2005年03月22日 21:30 カテゴリ:旧ブログエントリー
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