ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 「モールス」

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映画として
「モールス」(ハリウッド版)
「ぼくのエリ 200歳の少女」(スウェーデン版)にもなった
作品です。

いじめられっ子のオスカルと
彼が恋をする 美しいエリの物語です。
(2本の映画と原作小説と すべて名前が違うので
小説の名前で紹介)

エリは 実はヴァンパイア。
なので 彼女が生きるために食事をするシーンは
なかなかにホラーなんですが、
全編通して、スウェーデンのイメージにぴったりの
繊細で 儚げで 幻想的な雰囲気が 感じられます。

なので、気持ち悪さや 怖さよりも うつくしさを感じると思います。

また、
映画をご覧になった方も ぜひ 小説を手に取ってみてください。

エリが どうしてヴァンパイアになったのか。
エリに血を吸われると どうなるのか。
そんなところも判明しますし
映画には出てこなかったクリーチャーも登場します。
(出てきたけれども、そう変身するなんて思ってもいませんでした)

新しいヴァンパイア像も打ち出している作品です。
ぜひ ヴァンパイア・ファンのみなさま、読んでみてください。
2014年08月28日 13:40 カテゴリ:お知らせ
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