Paint It XXXX by Mark

今さらライブレポート第2弾です。

6月28日(日)にBe-7で開催したイベント

That's Shock Nite presents
Paint It XXXX

女性ドラマー加入&上京で活動に勢いをつけるURBANフェチ

新作の完成で深化したロックを鳴らすTHE RODEO CARBURETTOR

タイプは違えど2組とも破壊力満点のライブバンド!

2009年上半期のベストライブになったのは言うまでもありません。
================

まずはURBANフェチ
特筆すべきは(d)鈴木マリさんの加入ですね。

これまでのアーバンは、前ドラマー:KAZUさんの技巧的な手数/野田兄弟の絡みつくようなギター・ベースラインという、テクニックで魅せるスタイルでした。

対してマリさんは手数を増やしてタイトに刻むというよりも、ラウドに叩いてグルーヴを生み出す感じ。
いい意味で別モノのバンドに変化していました。

加えてステージでの佇まい。(これ重要)
ふにふにステップの兄、野性的な弟というルックスを中和させる(むしろ霞ませる?)存在で、視覚的にも絶妙なトライアングルが成立していました。

お馴染みの軽妙なMCを交えつつ、持ち曲すべて+新曲という大満足の40分でした。


続いてロデオキャブレター

今回のライブは「長崎スペシャル・セットリスト」で臨むと宣言。

1曲目からやってくれました!最近のライブでは演奏されていなかった「Outblaze」でスタート!

その後も「Acid groove」や「vibes」などのレア曲がプレイされました。
新曲「Grow Light」に至ってはこの日がライブ初披露でした!

個人的にゾクっときたのは曲間。(bloody hellのときだったかな?)
アメリカから取り寄せたというテルミンエフェクターで狂騒的なノイズの渦を作り出す鍛治さんのギター。

彼らほど赤い照明が似合うバンドはいない、そう思えるほどカオスな轟音と赤がリンクして。
ノイズに包まれて恍惚の表情を浮かべる鍛治さんは、まるで地下室で凶悪な化学実験をしているイカれた科学者のようでした。

その後「ヤバい、すげー気持ちよかった。」とのMCで、それが他人に危害を与えるための実験でなく自己快楽の行為だったことがわかり安堵しましたが(笑)

とても言葉では表現しようのない【熱量】を放出した60分のステージ。圧巻でした。

ライブがすごいから人に見てもらいたい、曲がかっこいいからお勧めしたい。
そんな、ごくシンプルな理由でこれからもロデオを応援していきます。


(余談)

最高のライブに乾杯しよう!と某居酒屋にて打ち上げを敢行。
(URBANは東京へ移動だったため不参加)

最初の一杯を運んできた店員さんがメンバー近くでよろけて“バシャーン”…
(d)境さんと啓介さん(ロデオと仲のいい長崎のバンド:ROZZのvo/g)ビールまみれ。

店員さん縮こまりながら平謝り。
僕も逆の立場なら血の気がひきますよ、だって見た目怖いもん(笑)

それでもロックな一夜だったことには変わりなく、お店を出てからみんなで撮影。



境さんのしゃくれっぷり、滝沢さんの焦点あってないっぷり、Be-7店長の笑顔っぷりで達成感を察してください。
2009年08月21日 00:49 カテゴリ:ロックンロール ラブレター
MARK 固定リンク 

<   3月 2024   >
SunMonTueWedThuFriSat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リクエスト

プロフィール

カテゴリー

最新の記事

バックナンバー

リンク