5/16（月）　長崎Drum Be-7で行なわれたminimum wageの解散Live

高校の仲間が集まって結成。心にスっと入ってくるメッセージで同世代のオーディエンスに支持され

2001年には現役高校生ながらSky Jamboreeという大舞台を経験。

その後メンバーチェンジを経て、2003年にはメジャーデビューしたものの今年３月に突然の解散宣言。

メンバーそれぞれに考えぬいた結果なんだろうから、あえて解散の理由は詮索しないでおこう。

オレ個人としては彼らが高校生時代の2000年ごろから一緒に対バンしたりと長い付き合いが

あったんで、この日は複雑な心境でBe-7に向かいました。

しかし会場に足を踏み入れてみると、何だろう？全然悲しみに包まれている雰囲気じゃないんだよ。

みんな「解散しないで！」という悲観的な思いより「せっかくなんだし楽しもう！」と思ったのかな。

その気持ちに応えるかのように、メンバーもふっきれたような表情で最高に楽しみながらプレイ。

いつもは寡黙な（vo）キョウタロウが何度も「ありがとう」という言葉を出していたのも印象的だった。

それと（g）ヒロユキが言った「こんなバンドもいたな、っていう感じでいいんでＣＤは売らずに手元に

持っててください！」というＭＣ。

そうだ。遅かれ早かれ”解散”はどのバンドにも必ず訪れるんだから、解散するってのは大したことじゃ

ないんだよな。それより大事なのは「minimum wage」というバンドがいたのを忘れないことなんだ。

泣き虫バンドが魅せた笑顔のラストステージ

この日Be-7に居合わせたオーディエンスはきっとminimum wageの存在を忘れることはないだろうな。




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