阿部智里 「烏に単は似合わない」

ちょっと平安時代に似た でも 異なる
“八咫烏” の一族が支配する世界が 物語の舞台。
若宮(世継ぎ)の后候補として、
朝廷で権力争いをしている 大貴族四家から 一人ずつ
姫君たちが 集められます。
それぞれ魅力的な4人は、若宮に気に入られようとしますが
次々と事件が起こっていきます。
果たして…
第19回 松本清張賞(を史上最年少で)受賞作品!ということで
硬派なミステリーファンも納得のラストが 待っています。
若干 だまされた感も否めませんが
それこそ、阿部智里さんの 筆力でしょう。
どんでん返しがたくさん起こるので
ラストに向かって 読み返すことが多くなると思いますが
ぜひ 読んでみてください。