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自虐の詩

ついにこの間の土曜日から公開となった映画『自虐の詩』、さっそく鑑賞してまいりました。2回も。



だって、とても素晴らしい映画だったのですもの。
日曜日にいったときなんて、ほぼ満席でしたヨ。
最後の最後まで、立ち上がる人もほとんどいなかったし。

いいなぁ、こういう映画。
なんかケラケラ笑えて、ホッとして、ジワッときて、優しい笑顔になれる。
堤監督って、とても魅力的な人物なんだろうなと思いました。

私の好きな女優さん・中谷美紀さんと、私の好きなアーティスト・安藤裕子さんがこの映画で繋がっただけでも非常に喜ばしいことだったのに、阿部寛さん演じるイサオさんは何と愛しいキャラクターでしょう。阿部さんの今現在のヘアースタイルに違和感を感じてしまうほど、映画の中のパンチパーマがお似合いでした。ちゃぶ台返しもキレと美しさを兼ねそろえた見事なフォームでありました。
あと、熊本さんも。彼女のキャラクターも実に愛しい。
泣けたなぁ。

映画の為の初の書き下ろし主題歌『海原の月』も、しっかりと作品の一部になっていました。

是非とも、曲が終わった後のシーンもご覧になって下さい。
2007年10月30日 18:21 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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多良岳登山

ワタクシ、ついに「山登り」を決行いたしました。

長崎県・佐賀県にまたがる“多良岳”。
初心者のくせに、山登り不得意なくせに、「どうせ登るなら“登った!”という達成感が欲しい」なんていう甘い考えで、標高996mの山を選びました。

早起きして、お弁当作って、山の寒さを予想して、登り口探しに迷って(←コレ、予定外)・・・いよいよ、ココから登りはじめます!!いざっ。



なにせ、大人になって初めての山登りですから。
そりゃー何も持っていません。
かろうじてリュックはあったものの、足元スニーカーです。

初めは・・・「うん、こんな感じかー。空がキレイだなー、クモの巣に光があたってキレイだなー、風が気持ち良いなー」なんていうのんきな感じです。

が、しかし。



「えっ。こっち?コッチ?KOCCHI??」
何度も何度も、標識と進行方向を繰り返し見つめ、これはこれは・・・えらいこっちゃ。と、思ったのでありました。

でも、ここまで来て(←これくらいしか来てないくせに、とも言う)引き返すわけにはいかぬ!という意気込みと共に前進いたしました。

そりゃー無言になるような山道や、沢登り?大岩の道?っていうような道もありましたが、せっかくの山登り!楽しまなきゃ損ソンッ♪



可愛らしい花や、オオッ!と感動のキノコもあったりするのです。
触れてみたい気持ちをグッとおさえ、「これはもしかしたら、毒キノコかもしれない。山の知識もないのにむやみに触ってはいけない」と自分に言い聞かせ、写真におさめるのみにしてきました。



息切れしてきて、足がピリピリしてくると休憩TIMEです。
岩に腰掛けてまわりを見渡すと、360度この光景。
大地にしっかりと根を下ろした木々がサワサワと風に揺れる様子は、見ていてとても心癒されます。自然の音も心地良いのです。

それに、途中にはこんな沸き水もあったりして。
手ですくって飲んでみると・・・まろやかで、体にも優しく染みわたりマス。




そしてついに、第一目標地点「金泉寺」に到着ー!(拍手!!!)

山小屋がある場所で、休憩やお弁当を食べたり出来るところなんです。残りあと少し!という方や、下山される方々など皆が集う場所。

朝からバババッと作って詰めてきたお弁当(しかも、小学校の時のお弁当箱に)も、この景色と清々しさで格別に美味しいのであります。

ここからの景色も素晴らしい。「五家原岳」が見えますよ。



さぁ、山頂まであと少し。
お腹も満たして、疲れも回復したところで、再びいざっ!

って、何なにー何なのぉー!?っていう道(?)が続きます。
石段が続くのは・・・まぁ、想定内です。
でも、1歩で行けそうにないところにハシゴがかかっていたり、岩に体を沿わせるようにして崖のようなところを歩いてみたり(写真左:右下にチロッと見えるロープ&鎖を持って歩くのです)。
これが、登山、かぁ・・・と思いました。慎重に慎重に。



空がだんだん近くなってきた!頑張れワタシ!!と自分を励まし、ついについに・・・多良岳山頂へ到着ー

この達成感、そして360度見渡せる景色。山頂はほんのり木々も色づいていますヨ!
登りはじめるとき目の前にそびえたっていたアノ山のてっぺんに今の私は立っているのかと思うと、「登ったねぇ〜」なんて言葉が思わず口からこぼれるのでありました。




苦手なことに挑戦してみるのは、決して恐怖でも何でもないのですよね。むしろ、苦手だからこそ、自分のちょっとした成長を楽しむことが出来るのかもしれません。

挑む気持ちを忘れない大人になるためにも、私はこれからも「山登り」を続けてみようと思います。

とはいいながら、最低限必要なものもあります。
トレッキングシューズ。
疲れも違うっていうし、ね。探してみよー
2007年10月30日 08:58 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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YOGAワークショップ

今日の「+Style」はYogaでした。
今宵は満月で激しいYogaはお休みの日ですが、今日教えてもらったポーズくらいならばOKですよ!

+Style」のページをご覧になりながら、是非Tryしてみてください。

私は昨日レッスンに行ってきて、今日も少々筋肉痛であります。
近頃は、私もYogaのレッスンに真面目。なぜならば・・・参加したいYogaのワークショップがあるから♪

『吉川めい先生によるアシュタンガ・ヨガワークショップ』
12/2(土) 長与町・法妙寺
?アシュタンガ・ヨガ ハーフプライマリー(10:00〜11:30)
?講義とQ&A「意識と体と栄養のYOGA」(12:00〜13:30)
?ビギナーズ アシュタンガ・ヨガ(14:00〜15:30)

現在福岡で行なわれているYogaクラスも好評のようで、各地からの参加も予想されるそう・・・。
吉川めいさんは、雑誌「YOGINI」の表紙、また数々のDVDで有名な方。それはもぉとてもとてもお美しい方です。
私も見とれてすぎないように気をつけたいと思います!

興味がある方、詳しくは lotusbloomyoga@mxc.ne.jp 康子先生までお問合せ下さい。
2007年10月26日 17:13 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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体を動かす季節

先日車を止めてある場所で母を待っていたら、ネコが自分と同じくらいの大きさのカラスを本気で狙っている光景を目にしました。

それって本気かい?なんてツッコミをいれながら、彼(彼女?)の低位置からの狙い体勢に車内から拍手をおくりました。結局、カラスには逃げられたけどね。
でも本気ってところが素晴らしいよね。



さて、本日も空がキレイです。
今宵は「十三夜」。夜空を眺める方も多いですね。
あったかくして、夜空を目で味わって下さい。

それから、ワタクシ。歩くんです。そう、さるく。
「2007長崎さるくフェスタ」の中で“あの人とさるこう”っていうのがありまして、内藤クン&ワタシと歩きませぬか♪ってのが11/6(火)「怖かばってん、重文楽しか界隈」(14:00〜)なのです!

5つのお寺と重要文化財を秘めた興福寺まで、路地裏の人情を感じるコース。いいね、人情。しみるね、人情。
平日なので、参加出来る方も限られてくるかとは思うのですが、これは是非、長崎の町を共に堪能しましょうぞ!とお誘いしている次第であります。

参加してみよっかなぁーという方は、長崎国際観光コンベンション協会 095−811−0369 まで申し込みなさって下さい。


あっ、そうそう。
ワタクシ、ついに今週末あることを実行にうつしますヨ。
今年の目標は今年のうちに、ねっ。体力つけないかんのですが、そういう時間もなく。大丈夫、かしら・・・なんて不安も残しながら、頑張りたいと思います。
ハイホー!!
2007年10月23日 17:10 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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今日のおやつ。



今日は何故してこんなに寒い。冬、到来?
夕飯の買い物に出掛けた時の私の調査によると、今宵の食卓は「鍋」率かなり高しとみました。そーいう我が家も、今夜は「味噌鍋」。

そして夕飯買い物ついでに、今日は餅&きな粉(黒ゴマ入り)を購入。
おやつに「きなこ餅」食べましたヨ。昨日あるきっかけで、ムショーに食べたくなってしまった。
正月じゃなくっても食べていい食べ物なんにね。あんま頻繁には食べませぬよね、きなこ餅。
とてもとても美味しかったデス┌( ・_・)┘

2007年10月20日 17:26 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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読書タイム

ここ数日に、ここ半月分くらいの季節の移り変わりが凝縮されてるように思いませぬか?風邪ひかぬように暖かくしてお過ごし下さい。

さて今日は、チロッと番組でもお話しましたが、近頃読んだ「本」のご紹介を。


?おいしいおしゃべり /阿川佐和子 著
?食養生読本 / パン・ウェイ 著
?自虐の詩日記 / 中谷美紀 著
?谷川俊太郎質問箱 / 谷川俊太郎 著

「おいしいおしゃべり」っていうタイトルに惹かれて手にとった1冊は、とても楽しいエッセイでした。阿川佐和子さんって何だか、キュートな女性ですね。文体も好きで、ときどきクッと笑いも生まれながら、楽しいお話を聞くように読める本でした。

「食養生読本」は、“健康オタク”な私が心惹かれまして、ね。でも、中国三千年の知恵というのはとても興味深いものでした。体をこわしたら薬で治せばよい、というのではなく、病気にならない体を日々の食でつくる。薬の前にまず食事ありき、というのは私も同感です。体のタイプに合った食べ方を、季節に応じた食との付き合い方を学べる1冊です。

「自虐の詩日記」。単純に中谷美紀さんが好きなのです。作品に対しての取り組み方、日々を大切に、作品を大切に丁寧に向き合っているのが好きです。それにエッセイも、いつも面白い。今回は映画「自虐の詩」撮影時の日記が1冊の本になっています。熱狂的なファンの多い4コマ漫画の映画化ということで、それぞれ思うことがある作品だと思いますが、私はこの本を読んで早く映画が観たくなりました。阿部寛さんのイサオ様もかなり楽しみです。

「谷川俊太郎質問箱」、実に素晴らしい1冊でした。webサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」の連載から生まれた本です。質問に答えるのって、何だか一番その人が見えてくるような気がしました。改めていうのも変なはなしですが、谷川俊太郎さんってやはり大きな方ですね。私、いちいち感動してしまいました。言葉で答えてるんだけど、もっと大きなもので答えてるというか。心で答えてるってこのなのでしょうね。何度も読み返し、大切にする1冊でした。


あぁそれにしても、世の中には素敵な本があふれていますね。
そのひと欠片だけでも、人生の中で出会いたいものです。
オススメの本があったら、是非教えて下さい!
2007年10月16日 17:35 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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秋の夜長

今宵は映画鑑賞をしてまいりました。

観たい、観るべきだと確信していた作品『エディット・ピアフ 愛の讃歌』。
スクリーンの前の人間が映画を全身で受け止める、というくらいすごいエネルギーの1本でした。
彼女が生きたときを映し出すのではなく、あの映画自身が生きているような感覚とでもいいましょうか。

エディット・ピアフ。
あれだけ大切なものに全てをかけられるというのは、命を削っているようにも思え、そのまっすぐさが羨ましくも思う。
人生を懸命に生きるとは、こういうものかもしれません。

皆さんはあの映画を観て、どんなことを思うのでしょう。
是非、ご覧になってみて下さい。


2007年10月10日 21:36 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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くんち後日

すっごい雨です!滝のような雨。
外に出て帰ってくると、足元から膝を通過して雨が染み広がりパンツのカラーがグラデーションの新デザインになりました。
こんな日は「パンツ」と「スカート」どちらが良いのだろうか。
これ、いつも思うことです。

しかし、こんなのは濡れたうちには入らない。
庭先まわりに遭遇し、踊り町の皆さまずぶ濡れで頑張っています。
水も滴るイイ男&女、なんてことも言っていられないくらい濡れています。
しかも、とても寒い。

拍手をおくることしか出来ないけれど、どうか最後まで怪我なく、風邪ひくことなく、無事にまわっていただきたいと願うばかりです。



アーケードで「鯱太鼓」に遭遇したかと思えば、反対側から「龍船」が!
これってこれって「鯱太鼓」と「龍船」が交差するのですか?すごっ。
カメラを向けてみたのは良いものの、この写真ではよく見えませぬね。ごめんなさい。右に「龍船」、左に「鯱太鼓」です。

でも、なんだかとてもリッチなコラボに遭遇した気分なのです。
いやぁ、カッコイイなぁ。
2007年10月09日 16:14 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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蓄えの季節

今日の番組でもお話しましたが、昨日観てきた劇団太陽族の二人芝居「背くらべ」とても素晴らしかったです。

甘く切なく、ほろ苦く、あたたかい。いろんなものが入り混じった、言葉で説明し難い微妙な心情が湧き出てきました。
兄弟って良いなと思います。



「秋」という季節は、スポーツ・芸術・文化・食欲の秋などといわれ、春夏秋冬の中でもひとしきり忙しい季節だなと思っていました。

ある本で「冬は、人間の体も動物と同じで冬眠に入る。それに向けて、秋は力を温存し蓄える」というようなことが書かれてありました。
なるほど、だからあんなに食欲が出て食べ蓄えているのかと思ったわけです。スポーツに励むのも、冬を乗り越える為の本能的な体力作りなのかもしれませぬ。

そして、思い出したことがもう1つ。
先日orange pekoeの一馬さんと「人の体と心がつながってるって本当だよね。健全な体には健全な心が宿るって、わかる気がする。」という同級生トークをしてたのです。28歳って、そんなことを思うお年頃なのかな。
ここ数年Yogaをやっていて、私自身もそんなことを何となく感じていたのです。

そうか。
秋という季節は、冬の冬眠に向けて体力だけでなく“心の栄養も蓄える”季節なのか。体と心はつながり、寒々しい冬に心まで冷たくなってしまうことのないように、心のぬくもりも補給しておく季節。

昔から言われていることってすごく深い意味を持っているのだなぁ、と昔の人々を尊敬いたしました。

長くなりましたが・・・だから、秋に色んなことに触れるのってすごく大切ですよね。素晴らしいお芝居に出会えて、とても良かったです。
2007年10月08日 16:59 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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長崎くんち

いよいよ始まりましたよ!秋の大祭「長崎くんち」。



なんてカッコ良いのだろう。ホントに。
惚れ惚れ、観ていると高揚してしまいますがな。

今年は、何やら顔面や頭に「手ぬぐい」が当たるし(当たったからといって、決して取れるわけではないのだけれど・・・)。
楽しげでしょ。

この熱きお祭りを、存分に楽しみましょうゾ!

2007年10月07日 12:02 カテゴリ:1.ヒラジュン日記
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