ボールは友達

11月も半ばを過ぎて、ようやく寒くなってきました。
「11月だねえ」という実感は、嬉しいような悲しいような・・・。
そんな寒さは、スポーツでもして、
吹き飛ばすのが一番でしょ。

ってなわけで、
11/16のガンダミンゴは『キャプテン翼特集』。
影響を受けて、サッカー始めたって人が多かったなあ・・・。


アニメ『キャプテン翼』は、1983年〜1986年に放送。
テレビ東京開局以来のヒット作品と称されて、
最高視聴率は21.2%を記録。
この記録は、テレビ東京系のアニメの視聴率としては、
未だに破られていないということです。

テレビ東京系のアニメと言えば、
あの『ミスター味っ子』とか、
あの『『ポケットモンスター』とか、
あの『エヴァンゲリオン』があるんですよ。
放送時間の問題もあるでしょうが、
これらを押さえての堂々のテレビ東京系アニメ一位は、
やはり立派です。
いかにみんな翼くんを見ていたのかが良く分かりますねえ。

主人公の翼くんの天才的なサッカーセンスや、
スポーツの楽しさ、友情の美しさを全面に出した姿などが、
あだち充さんの『タッチ』と並び、
スポ根物マンガを終わらせたと言われているそうです。
うん、まあ確かに『新しい風』という雰囲気が滲んでますね。

日本のサッカー選手のみならず、
『キャプテン翼』の影響でサッカーを始めた、
というサッカー選手が世界には数多くいます。

日本で言えば、中田英寿。
イタリアのデルピエロ、フランスのトレゼゲなど。

なお翼くんがマンガの中でプロになって移籍したFCバルセロナは、
作者を招待し、入場無料にしたそうで、
バルサのライバルでもあるレアルマドリードは、
「なぜ翼をウチに入れてくれなかったんだ。」
という声明を出したそうです。
レアルさんも、大人げないというか、
よっぽど翼くんが好きだったんでしょうね。
まあ確かに、中学生にしてあの技術を持った選手なら、
どんなチームも欲しがるでしょう。

実際に実現不可能な技が次々出てこようが、
ただのロングシュートに名前を付けようが、
ゴールポストにボールが当たって破裂しようが、
そんなこと抜きにして、
『キャプテン翼』は、名作なのです。
2007年11月18日 00:27 カテゴリ:フクダンチ
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