昭和のギャグマンガ

寒さが沁みる季節になりました。
こんなに寒い日は、笑って、心も体も温めたいものです。
日本アニメの笑いといえば、
何と言っても、赤塚不二夫さんは外せないでしょう。

というわけで、
1/25(金)のガンダミンゴは『赤塚不二夫作品』。
不朽の名作揃いの作品ばかり。
なかでも心に残るのは、あの作品ですかね・・・。


赤塚不二夫さんは、20歳の時、
書き下ろし単行本『嵐をこえて』でデビュー。

その後トキワ荘に住み、
石ノ森章太郎さんのアシスタントをする傍ら、
数ヶ月に一本少女マンガを描いていたが、
鳴かず飛ばずだったそうです。

作品の中で『ひみつのアッコちゃん』も描いてたの?
という方は、この辺の事情が分かれば、
どこか納得出来るのではないでしょうか?

デビューから二年後に描いたギャグマンガがヒットして、
その後はギャグ専門として描くようになったらしく、
その後の作品は、才能溢れるギャグが満載。

『おそ松くん』に出てくるイヤミのシェーのポーズは大流行し、
おそらく1950年代から60年代生まれの子供達は、
記念撮影の時にふざけて『シェー』をしている一枚を
誰しもとったことがあるとまで言われているそうです。
心当たりありますか?

代表作の『おそ松くん』を全部言えますか?
おそ松・カラ松・チョロ松・一松・十四松・トド松。
こうして書き出すと、ネーミングセンスが素晴らしい。
そんなおそ松くんも、当初は12人の予定だったらしいが、
コマに収まりきれないということで6人になったそうです。

そしてもう一つ。『天才バカボン』。
こちら、元々『天才バカボンド』というタイトルの予定だったらしく、バカボンド=放浪者という意味があるそうなんですね。
ちなみに、バカボンのパパの誕生日は、
昭和元年の12月25日。これは植木等さんと同じ。

何の因果か、この二人の間にあるものは、
僕らの心にいつまでも残るものですね。
2008年01月27日 23:17 カテゴリ:フクダンチ
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