四次元の心

受験の季節。
誰もが一度は何かしらの経験をしたはず。
僕もこの時期になると、なんだか少し、
落ち着かない気持ちです。

子供の頃から誰しも一度は通ったであろうアニメ。
その中には、藤子不二雄作品があると思う。

というわけで、1/11のガンダミンゴは、『藤子不二雄作品』。
ドラえも〜ん。早くウチの引き出しから出てきてよ〜。


藤子不二雄とえいば、二人組の漫画家さん。
だけど、一緒に作品を描いたのは初期の数作品で、
その他は一つのペンネームを二人で共有するという形をとっていたそうです。

そんな藤子不二雄さん(たち?)ですが、
最初のペンネームは手塚治虫さんにあやかり、
『手塚不二雄』だったそうです。

その後、手塚治虫さんの足下にも及ばないということで、
『足塚不二雄』となり、最終的に藤子不二雄という名前になったそうです。

そんな二人の輝ける天才たち。
一人は藤子・F・不二雄。
本名、藤本宏(ふじもとひろし)さん。

そしてもう一人は藤子不二雄Ⓐ(ふじこふじおえー)。
本名、安孫子素雄(あびこもとお)さん。

藤子・F・不二雄さんは当初、
『藤子不二雄F』という名前だったのですが、
「語呂が悪いよ。Fを真ん中にしたら、ミドルネーム見たいでカッコイイよ。」ということを言われて変更したそうです。
それを言ったのは、なんとあの石ノ森章太郎さん。
確かにこっちの方がインパクトは大きい。

そんなお二人は中学・高校時代に、
同人誌『Ring』や『少太陽』を制作し、
近所の子供に見せていたらしく、
なんとこの『少太陽』は現存していて、
なんでも鑑定団で1200万円の値を付けたそうです。
荒削りな作品の中にどんな才能が秘められていたのか?
当時の子供達は幸せですね。
僕も読みたい!

僕と藤子不二雄作品の出逢いは、
たぶんドラえもんが初めてじゃないかな?
この『ドラえもん』という名前。
子供の頃は、「どこまでがカタカナ?」と悩んだもんです。
今じゃ簡単に、ポイッと一発変換です。

ドラえもんの『えもん』が平仮名で書かれているのは、
ロボット戸籍調査員に名前を聞かれた際、
カタカナで書けなかったためらしいです。

あんなに高性能なロボットなのに、
カタカナも分からないとは・・・。
ドラえもんよ!のび太にお説教する前に、
お勉強しないさい!

そんな愛すべきドラえもんは今なお、
子供達の心を掴んで離さない。
大人になっても惹かれるのは、
きっと僕らの心に住んでるからだろう。
『ドラえもん』は、僕の心に引き出しを作っているのだ。
2008年01月13日 23:06 カテゴリ:フクダンチ
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