真のヒーローを求めて

子供の頃、イヤなことがあったら、助けて欲しいと願った。
やりたくない宿題や、上手くいかない友達関係。
そんな時、きっと僕を助けてくれると思っていたのが、
ヒーローだった。

というわけで、12/21のガンダミンゴは、
ガンダミンゴ冬の陣第四弾【No.1ヒーロー決定戦】。
子供の時好きだったあのヒーロー。
大人になって好きになれたあのヒーロー。
No.1の栄光は誰の手に?


今回ばかりはマンガ、アニメに絞らず、特撮物もOK。
仮面ライダー。ウルトラマン。あしたのジョー。などなど。
時代を彩るヒーローが、沢山集まりました。

一口にヒーローと言っても、色々ありまして、
昔のヒーローなんてのは、とにかく強い。
滅多なことでは負けない。
負ける時には大体次のヒーローが出てきます。
それで、来るのが遅い。
ヒーローは遅れてやってくるのです。
「早く来て〜」という時に来るのです。
で、だいたい弱点があります。
完全無欠のヒーローも稀に存在しますが、
弱点があるからこそ、僕らは感情移入してしまうのです。
そして、ヒーローに欠かせないのが、必殺技。
それがまた、これまでの戦いがなんだったのか忘れるくらい凄い技だったりします。
「最初からそれ出せよ。」とツッコミを入れたいくらい強烈。

今のヒーローは、昔に比べると軟弱な気がします。
最初は弱く、だんだん強くなるのが、
ほとんどのパターンでしょうか。
あまり強くないもんだからよく負ける。
それで、そのヒーローよりも、
仲間にスゲえ強い奴がいる。
んで、しばしば助けられる。
「あんたが主役で良いんじゃない?」
と言いたいくらいの活躍を見せるのですが、
あくまでもサポートを続けるその姿勢が、
逆にファンを生んだりもしているようです。

そう考えると、昔のヒーローはシンプルだ。
今のヒーローはリアリティという枷があるから、
やれ【苦悩】だの、【制限】だのが出てくる。

昔も今も、小さい子供(特に男の子)は、
何でも良いからカッコイイ奴に憧れるんです。
もっと初心に戻って、真のヒーローを観たいもんですなあ。

というわけで、記念すべき第一回の投票結果一位は、

【ガッチャマン】
【キャプテンハーロック】
【仮面ライダー】

が同数一位となりました。

組織票となった【ガッチャマン】【仮面ライダー】に比べると、
ハーロックは、単独での投票ですから、立派ですね。
2007年12月24日 02:27 カテゴリ:フクダンチ
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