世界は名作に溢れている

すっかり秋めいてきた今日この頃、
あたたかいシチューなんか、たまらなくおいしいです。

そんな寒さを温めてくれるシチューのような名作アニメ。
10/19(金)のガンダミンゴは、『世界名作劇場』特集でした。


いやあ、いっぱいあるんですね。
『世界名作劇場』って。

僕が生まれた年から、
公式に『世界名作劇場』と呼ばれるらしくて、
『アルプスの少女ハイジ』は含まれてないんですって。

ハイジって言えば、本名はアーデルハイトって言うらしい。
語尾のハイトから愛称がハイジになったそうな。
んで、ドイツ語での発音はハイディに近いらしいです。

おそらく日本のアニメ史上初めての現地調査を行ったそうで、
これにはあの高畑勲さん(演出)や宮崎駿さん(画面構成)、小田部羊一(こたべよういち)さんらが行ったそうです。

知ってますか?小田部羊一さん。
マリオのキャラクターデザインをした人ですよ?

ちなみにペーターの声をした声優さんの小原乃梨子(おはらのりこ)さんは、その他には『初代のび太』『ドロンジョ』などをやっているようです。
並べてみると凄い組み合わせ。
同一人物とは思えない多彩な才能です。

僕が観てたのは、1985年の『小公女セーラ』ですね。
リアルタイムでは。
僕の叔父さんが、最終回で泣いていたのを聞いて、
当時、大笑いしたのを覚えていますが、
いやいや、大人にはたまらない作品ですね。
泣くのも今は、分かる気がします。

あとは、1987年の『愛の若草物語』
当初OP・EDテーマを新田恵利さんが歌っていたが、
あまりの音痴ぶりに苦情が殺到して、
曲にエコーをかけるなど対応したが、
第15話から差し替えられたらしいけど、
子供にとっては、そんなこと気にしないんだよね。
下手だろうがなんだろうが、受け入れる力が子供にはある。

4女のエイミーが夜寝る時に、鼻を高くするため、
洗濯バサミで鼻を挟んでいたのを覚えています。
僕もしました。
でも駄目でした。

この作品のキャラクターデザインは、
近藤喜文(こんどうよしふみ)さん。
『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』のキャラクターデザインや
『耳をすませば』で監督をした方。
98年に47歳で亡くなったんですが、
とても素晴らしい方です。

1989年の『ピーターパンの冒険』も観てたなあ。
主題歌をゆうゆが歌っていたんです。
好きだったんですよね。ゆうゆ。
僕が人生初めて買ったCDはゆうゆのCDです。
そりゃもう、CD買うのが、めちゃくちゃ恥ずかしいし、
「ゆうゆが好きだ」なんて、口が裂けても言えませんよ。
思春期真っ盛りの中学生。
あの頃は若かった・・・。

名作と言っても、アニメにする都合で、
大幅に設定変更したものもあったりして、
大人の都合が見え隠れしますが、
子供にとっちゃ、そんなことも関係ないんですよね。

十分に楽しめる名作ばかりでした。
地上波で復活して欲しいな・・・。
2007年10月21日 00:30 カテゴリ:フクダンチ
kaz 固定リンク