Ayumivoxx

ただいま、猛連中、
長崎市民演劇祭に出品の、

舞台『流離(リュウリ)〜さすらい〜』。

ハーフの隠密というエキセントリックな役を
配されたわけだが、エビバディ、演劇って難しいね、
だが楽しい。

台詞を覚えるのはモチロン大変だけど、
それ以上に難しいのが“動き”。

演出の監督からは、
「役の心になって動いてください」との指示。

つまり、


「ここの彼女は、こういう心情だから〜、
こういう動きで〜」なんつー指示はしない。
全て役者にお任せ。

なぜか?

役者が役の心で動く動きこそ、自然だから。

役者さんの芝居力が問われる所であり、
表現力の引き出しが問われる所。
2人の役者が同じ役を演じるとしても
解釈次第で動きが違うわけだ。

そんなわけでビギナーな私も、自分なりに演ってみる。


セットもない空中に向かって、手をかざしたり
奥をのぞきこんだり、ひざまづいたり。


この恥ずかしさを抜けるのが第1の関門だったぜ〜。


そうする内、監督から次の指示が。

「セリフで観客を説得しようとせず、
むしろセリフなしで、背中と動きだけで
場面と心情を分からせてください。」


は???!!! 


えーと、ここ洞窟の場面ですよね?
背中と動きだけ洞窟ってことを分からせて、
気持ちを分からせろ???


一瞬、高倉健さんが浮ぶ、

「自分、不器用なんで・・・」


そんなボケが通じる空気でないことを
瞬時に知る。


私の目の前には妄想の洞窟が広がっているが、
それを観客にも見せる演技・・・、
月影しぇんしぇー(涙)

いや待ってろ!ミムエル、君の心を掴んでみせよう!


ミムエルに、オレはなる!!!!!!!!(某ワンピースより)


2016年01月27日 15:14 カテゴリ:Ayumi voxxx
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