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縁起を担ぐ?

教えて!久原先生のコーナーは第6回を迎えました♪

今回は吉無田郷の吉無田について。

吉無田は長与を代表する大字(郷)ですが、
これにも長与らしい自然地形を表す地名が隠されているそう。

「吉無田」は吉と無田に分けて考えます!
吉は水草の芦を意味するのですが、
悪い(=悪し)という意味の「あし」につながることから
ヨシ(=吉)になったのだそう。

無田は湿地を意味しており、ニタとかヌタと同じように
湿地を表す意味と同じように使われます。

現在、吉無田郷となっている場所は
水草の芦が生えるような沼地、
川のそばの湿地帯だったと考えられ、
長与駅から長与川が広がる部分に
広い低湿地があったのかもしれないとのことでした!

そういったことから吉無田は地形をよく表していると言えます。
おそらく長与川の両側を埋め立てたり、盛り土をしたりして、
今は人が住めるようになっているところでも、
昔は川の両側に広い川があり、
水草が生えるような湿地があったのかも知れません。

他にも町内にはクロニタとかヤマニタ、ヨシダなどの小字があり
これらも湿地の地名です。

芦の生えるような田んぼという意味があって、
付けられたのかもしれません(^^)

これらの地名は長与だけでなく色んなところにある
地名でもありますよね♪


みなさんのお住まいの地名からは
どんな昔の姿がみえてくるんでしょうか♪



2014年12月13日 09:56 カテゴリ:教えて!久原先生
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