屋久島へやって来た!

10月の連休を利用して、かねてから訪れてみたかった屋久島へ、ついにやって来たのダ!

上陸した日は小雨の降るあいにくの天候…。が、しかし見よ!ゴジラかキングコングでも出てきそうな、怪しげなこの様相を!



翌早朝、モッチョム岳登山口へ向かう途中の洋上の日の出と朝焼けの雲。




高橋くん、溶け込んでるでしょ?!(笑)


「鶴は千年亀は万年」て言うじゃん?! でも僕ら人間の感覚で言うと、寿命100年ていう長さですらなかなかピンとこないのに、この屋久島には1000年でようやく一人前っつう杉の巨木がゴロゴロしてるんだよ。
でも、そんな杉の巨木を目の当たりにしても、実際ピンとこないんだな…(笑)
もちろん、今まで見たこともないデカい木を見上げては「スゲー!スゲー!」って思うんだけどさ、口ポカーンと開けて立ちすくむしかないんだよねぇ〜。

登り始めて90分ほどで、推定樹齢3000年とも言われる「万代杉」現る!



初心者の安易な入山は控え、中級以上の登山経験が必要と言われるそそり立つ岩峰「モッチョム岳」登頂!素人に毛が生えたってもんですよ(笑)いや実際やばかったよ…マジきつかった〜。



島内はレンタカーで移動したんだけど、道中思わずこんなガジュマルの大木に出くわすんだな…カッコイイよねぇ〜。



屋久島が誇るあの「三岳酒造」本社?!…結構フツー(笑)



白谷雲水峡へ向かう道中、遭遇した屋久鹿の親子と



屋久猿



「もののけ姫」のモチーフとされたコケと巨木の森「白谷雲水峡」 屋久島いち深く濃いと言われる緑の中で何回も深呼吸したよ。有史以前のもののけの森をイメージしながら…。






苔むした巨木が当たり前のように生えてるんだよ。洋上にぽっかりと浮かんだ屋久島は、黒潮からの水蒸気を含んだ風をせき止め、年間を通して尋常じゃない量の雨を降らせんだな…苔、こけ、コケだらけってわけ。





ちょっとわかりづらいけど、倒木したした幹の上に二代目が芽吹き、いわゆる「倒木更新」した杉。




ただの(?)くぐり杉とこちらも倒木更新した二代くぐり杉。




モッチョム岳の山中も同様、木の根の露出度がまたスゴイ!そもそも根も呼吸するため、あまり地中深く入り込まず、また屋久島では岩の上に生えるため、巨木といえどもその根は意外なほど浅いのだとか…。何度つまずいたことか!(笑)




おまけ…

男ふたりの貧乏旅行。一泊¥2000の民宿に素泊まりで二泊。スーパーで買った刺身とオリオンビールで一杯!(¥100引きつーのがいいでしょ?!・笑)男同士の夜の語らいにわざわざ(笑)持参したバーボンも。



日常の生活サイクルやリズム、時間の流れみたいな「当たり前」を一変させるのに十分な今回の屋久島の旅でした。エコとか地球に優しい…とか言われて久しいけれど、そんな「人間様」の取って付けた様な「コピー」をもあざ笑い、一蹴してしまうかのごとく、その圧倒的な自然を見せつけてくれた屋久島なのでした。
…I'll Be Back!
2010年10月25日 14:00 カテゴリ:from ツネ
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