友部さんと…

ずいぶん久しぶりに友部正人さんのライブを観た。

ギター1本とハーモニカでしっかりと前を見据えて歌う姿や、朴訥とした喋りは変わってなかったな。

思えば、友部さんとの出会いは「歌」よりも「詩」が先で、20数年前になろうだろうか…

当時 僕はJ・ケルアックをはじめとするビートニクスの作品を貪り読んでいて(NYの書店では読めもしないのにビート関連のペーパーバックをどっさり買い込んだ・笑)

そんな「歌」よりも「詩」に傾倒してた時期に、友部さんの詩集「おっとせいは中央線に乗って」に出会ったのだ。

「夢のカリフォルニア」なんて詩を読んで、「ああ〜やっぱり…!」と同じ匂いを確信したものだ。

それぞれの「詩」から「絵」が描けそうな友部さんの世界。

「だいたい曲順は決めてるんだけど、だいたいその通りにはならないんだよ…」と言いがら、次に歌う曲を決めるべく「詩」を選んでた友部さん。

「夕日は昇る」も「ライク ア ローリングストーン」もよかったけど「大阪へやって来た」を聴けたのはやっぱりよかった!

先のチャボさん同様、還暦を迎えられた友部さん。歌い続けるってすごいな!

実はその日、Ken YokoyamaのBe-7ライブからハシゴしたんだけど、「対極」のライブを楽しんだ夜でした。



5/29(土)「ワインバー田舎」にて
2010年06月07日 10:27 カテゴリ:from ツネ
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