この博物館には 第４展示室まで 設けられています。
第１展示室 「十二宮の物語」
第２展示室 「迷宮の物語」
第３展示室 「悪夢の物語」
第４展示室 「思い出の物語」

それぞれ、壮大な宇宙の物語から
覚めない悪夢、ささやかな記憶のかけらなど
たくさんの物語が ひっそりと展示されています。

帯にあるように
『ドキドキ、ハラハラ、ゾクッ、ホロリ
　↑　全部、この博物館にあります。』

ちなみに、第１展示室 「十二宮の物語」には
星座にまつわる物語が展示されています。
私は うお座。
かわいい or さわやかな 物語を期待して読んでみたら
題名が「呑舟の魚」…
よく言えば、ピノキオのクジラのシーン…


さて、この博物館の学芸員は青猫です。
彼（彼女？）の案内で さまざまな物語が展示されているのを
見て廻ることになります。

猫の館内巡回の模様は 本の左下でパラパラ漫画として
見ることができます。







ショートショートなので 寝る前の一遍、というように
楽しんでみてくださいね。

今日（8/11）は 先週からスタートした 本のミニコーナー
LaiLai図書室　番外編！

SunriseStationの高橋綾さんに
オススメのホラー小説をご紹介いただきました。



荻原浩さんの「押入れの ちよ」

９編の短編がおさめられた 短編集です。

紹介いただいたのは、表題作「押入れの ちよ」。

《あらすじ》
主人公の恵太は、失業中のサラリーマン。
家賃3万3千円の超お得な格安アパートに引っ越したものの
一日目の夜、玄関脇の押入れから“出て”きたのは、
自称 明治39年生れの14歳、推定身長130cm後半の、
かわいらしい女の子でした。


ということで、人間と幽霊の可笑しみや哀しみが描かれているそうです。


とり憑かれたい お化け No1！
あの 壇蜜さんもオススメ！

気になった方は 手にとってみてくださいね。

個人的には “サラダボウルのようなオカッパ頭” が気になって
仕方がないです。

今日（8/7）は 今週からスタートした本のミニコーナー
LaiLai図書館 番外編！

長崎市立図書館 こどもとしょかん の オシタさんに
年齢別に 読書感想文にオススメの本を教えていただきました。

まず 前提として
“読書感想文 課題図書 一覧”などのプリントを
学校からもらってきたと思いますが、
実は、
課題図書の中から１冊選んでもいいし
自由に 自分の好きな本で読書感想文を書いても いいんですって。

では、小学校低学年におすすめの本はコチラ



「おしいれのぼうけん」　ふるた たるひ、たばた せいいち

私も読んだことのある１冊。
まっくらなおしいれから広がる世界や ねずみばあさん。
今でも忘れてませんでした。

１９７４年の刊行以来 ２００万部を超えるベストセラーです。
わくわくドキドキを感じて、
鮮やかな感想文も書けるのではないでしょうか。



続いて 小学校高学年におすすめの本はコチラ



「あなたが世界を変える日
　　〜 12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ」
セヴァン カリス=スズキ

１９９２年　ブラジル　リオ・ジャネイロで行われた環境サミットで
子ども代表として行った６分間のスピーチが まとめられています。

クレヨン画のようなイラストもあって
大きな文字・小さな文字が混ざっていて、読みやすいと思います。

同年代の少女が何を思い行動した＆行動し続けているのか、
考えるきっかけになりそうです。


おしまいに 中学生におすすめの本はコチラ



「くちびるに歌を」　中田永一

五島列島のある中学校の合唱部の物語です。

産休の先生に代わり 美人な先生が赴任＆合唱部の顧問になったことで
合唱部に男子がたくさん入部。
ＮＨＫ全国学校音楽コンクール県大会に
これまで通りの女子のみ or 男子との混声 で出場するか揉めたり、
中学生らしい悩みがあったり…という作品です。

中学生のうちに読んでもらいたい！ とおっしゃっていましたね。

ちなみに 映画化されて 来年２月 公開予定です。


今日は３冊ピックアップしていただきましたが
他にも たくさんオススメの本はあります。
読書感想文の題材に困ったら
長崎市立図書館や 最寄の図書館の司書の皆さんに相談して
自分にぴったりの＆興味のある１冊を 探してみてください。

今週からスタートした LaiLai 図書室。

１日１冊ずつ 風間家本棚から オススメの本をご紹介しています。

今日は 奥泉光さんの
「桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活」 をご紹介しました。



主人公の 桑潟幸一准教授＝クワコーが
毎月毎月巻き込まれる 変な事件を、
変人女子大生たちと 解決する…手伝いをさせられる、
そんな短編集です。

地の文が 塊として目に飛び込んできたり、
フォントが変わったり 文字が太くなったり、
セリフだけで地の文がないページがあったり。

一般的な “本” のイメージとは違う、視覚でも楽しめると思います。

そしてなんといっても、情けない中年のクワコーに
萌えちゃう人も 多いという作品。
“枯れ専” というと言いすぎかもしれませんが
それに近いものがあります。

佐藤隆太さん主演でドラマ化もされた作品ですので
手にとってみてくださいね。

昨日からスタートした LaiLai 図書室。

１日１冊ずつ 風間家本棚から オススメの本をご紹介します。

今日は 仁木英之さんの 「僕僕先生」をご紹介しました。



中国 唐の時代を舞台にした、
ニート青年と 美少女仙人 の珍道中 です。

ニート青年の名前は 王弁くんです。
彼は 元エリートの父親の財産に寄りかかる ぐうたら息子。
ある日 父親にけしかけられて行った山で 美少女に出会います。
実は彼女は 何千何万年も生き続ける 仙人でした！

ということで、
ちょっと辛らつな仙人（美少女）と弱気な青年の旅が 描かれています。

個人的には
帝江や混沌などのような 伝説上の神々が出てくるところも
ポイントです。

シリーズものですが 私も まだ２冊までしか集めてない…ので
早々に集めたいと思います。

ほんわかした気持ちになれるので ぜひ 読んでみてください。

今日（8/4）からスタートした LaiLai 図書室。
去年までは “LaiLai 夏の36冊”という名前でしたが
リニューアルして 復活です。

１日１冊ずつ 風間家本棚から オススメの本をご紹介します。

１日目に ご紹介したのは
三浦しをんさんの「星間商事株式会社 社史 編纂室」でした。



星間商事 という会社の歴史をまとめて社史を作る。
そのために作られた部署の面々が、
会社の黒歴史・秘密に気が付いてしまって、
なぜか 同人誌を作って 冬コミに出しちゃうことに…？
という 題名からイメージするよりも ゆるーく、おもしろい物語です。

主人公の幸代は、２９歳のOLで、
１０年近く毎回のように コミケにも参加し続けている ということで
彼女の書いた小説（小説内小説）も おもしろいですし、
星間商事の黒歴史が 思いのほか 大きくてびっくりしますし、
愛とロマン溢れるシーンもたくさんあって、
でも 同人女性・OL・会社人の生活がリアルなんです。

いろいろな要素が入っていて 飽きることなく 読むことができます。

手にとってみてくださいね。

明日も お楽しみに♪