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生執事ライビュ参戦してきたよ〈おかみ〉

こんにちは、おかみです。



実は先日、2月12日月曜日に、

ミュージカル黒執事 Tango on the Campania
(以下、TotC)のライブビューイングに参加してまいりました。

それについて少しお話します。

微ネタバレ激長文ほんま許してください。



ミュージカル黒執事は、
枢やな先生原作の漫画『黒執事』の2.5次元ミュージカル。
世界観再現度の高さから『生執事』とも呼ばれます。

今回のTotCは、以前ガクばんのコーナーでも紹介したことのある
『劇場版 黒執事 Book of the Atlantic』と同じ豪華客船編にあたるお話。

ある噂の調査のため乗り込んだ豪華客船『カンパニア号』の船内で
繰り広げられる物語です。

黒執事のほとんどのキャラクターが登場し、
それぞれの過去と未来に触れることができるので、

初心者の方も世界観に入り込みやすい章といえます。


それでは大千穐楽を観劇しての私的・TotC注目ポイントを。
頑張って2つに絞ったよ。だから許して。




1.第1幕・第2幕それぞれの“主役”

全編を通しての主役はもちろんセバスチャン・ミカエリスと
シエル・ファントムハイヴです。

しかしこの公演の中で重要な場面を迎えるキャラクターがいます。

それが第1幕での
エリザベス・ミッドフォード
そして第2幕での葬儀屋〈アンダーテイカー〉です。



エリザベス(愛称:リジー)はシエルのいとこで婚約者。
金髪のツインテール、大きな瞳。
フリルやリボンでいっぱいのドレスに身を包み、
周りにいつも愛らしい笑顔を振りまく天真爛漫な少女です。

そんな彼女は第1幕で、その大きな瞳に涙をためながら、
笑顔振りまく口元をきりりと引き締め、
守られる者から守る者へ変わる決意をします。

実は彼女は優秀な剣術使いで能力は抜きんでたもの。

でも婚約者の前ではかわいく居たくて、
シエルの前ではずっと実力を隠してきたのでした。

そんなリジーを演じられた岡崎百々子さんが…ほんとさすが現役アイドル…



めっっっっっっちゃめっっっっっっちゃかわいいですね(真顔)


かと思えば決意して異形と対峙するシーンでは


「君は本当にさっきまでシエルに抱き着いて
キャッキャしていたリジーちゃんですか???」



と聞きたくなるくらいキリっとしていて…。

殺陣のシーンは異形をなぎ倒していく場面なのに血なまぐさくなく、
踊るような剣捌きがむしろ可憐で…。

アンタは強い女だよ…いい嫁さんになるよ…などと思いながら
静かに涙を流していました。
知り合いと行かなくて良かった。



次。アンダーテイカーはこの話のカギとなる人物。

これまでシエルに死体の情報を教えるなど手助けする立場にいましたが、
今回の話でついにシエルと対峙する立場へと変わります。


…ってもうそういう話の流れはいいんだ。
私はそれよりもっと言いたいことがある。

いいか、普段彼は色素の薄い髪で両目が隠れています。



しかしこの話でついに!その瞳をのぞかせます!!
ひゃっほいおめでとう!!!



原作ではここで彼の両目初お目見えなのですが、
前回の公演『ミュージカル黒執事 NOAH'S ARK CIRCUS』でも
ちらりと見せてくださっていて!

その時の原作再現度の高さがとんでもなく、

『あぁこりゃあもう豪華客船編行っても
何もがっかり要素ないやんけ最高か』
と感じたものです。

演じてくださっている和泉宗兵さんは
第1作目からずっと演じてくださっていて、
忠実な再現力と演技力でもう…それはそれは…
原作ファンは絶大な信頼を寄せているのです。

今回もその期待が裏切られることはありませんでした。

ニーハイブーツをはいた状態での
武器〈デスサイズ〉を使ったダイナミックな殺陣。

シエルの身長以上か?くらいの大きな首狩り鎌と
卒塔婆をひょいひょい扱う姿がま〜〜ぁかっこよろしい。

動き回るたびひらひらはためく漆黒のマント(マントじゃないのかしら)と
色素の薄い長髪の対比が大変美しく、

ただただ手を合わせ拝むことしかできませんでした。ありがたや。




2.アンサンブルの力、全員で作り上げる“豪華客船”


今回とにかくアンサンブルの方々が多かったのが驚きでした。
確かに原作でも大量の人間、異形が描かれていますしね。

実をいうと
生執事新作は豪華客船編です〜!という情報を知った時、

いやいや…さすがにあの人の数と
あの環境をどうやって表現するねん…と思いました。
無理せんでええんやで…とまで。

でも観劇してみると…ほんまにできるんやね豪華客船って…
舞台の世界はすごいなぁ(小並感)としみじみしてしまいました。

アンサンブルの方たちだけで、船員、乗客、
シエルたちの調査対象である学会の会員、異形…と
あらゆる役柄をこなされていて。

特に異形は原作・劇場版でとんでもない数登場していたので、
限られた人数の中でいかに大人数の圧を感じさせるか?と
悩みぬかれたことと思います。

それがダンスシーンでのダイナミックな体の使い方から見てとれて、
感激しました。

さらにセバスが異形を倒し終えた後の
床一面に広がる血の海荒れ狂う海上の様子を、

まさか、あんな風に表現されるなんてね……。

舞台の世界はすごいなぁ(本日二回目)。


カーテンコールで、和泉さん(アンダーテイカー役の方)が



「ここまでできたのはやはりアンサンブルとスタッフのおかげです。
皆さんもう1度拍手をお願いします。」



とおっしゃったとき、後ろで涙ぐむアンサンブルの方が見えて…


……なぜか私も泣くという。私は何もしてねえぞ。



…ということでここまで激長文章を垂れ流してきましたが。


いやいやもう大千穐楽終わってんだろう、生執事を知らない人間に
生執事の良かったところをひたすら吹き込んでおいて
いつ発売されるのかわからないDVDを買わせようというのかこの外道!

…と、思われた方がいるかもしれません。

そんなあなたに朗報です。



ミュージカル黒執事 TotCのディレイ配信がDMMで
本日18時から販売開始です!!!!!!



やったね。

こちら、大千穐楽の公演の模様がライビュと同じ値段を支払うだけで
期間中なら何度だって楽しめてしまいます。

当日公演を見られなかった方も、今になってなんだか気になっている方も、
大千穐楽?観ましたけど足りないですわ目に焼き付けたいという方も、


みんな3600円支払って観ようぜ。

最高の空間をみんな味わおうぜ。



私が言いたかったことってそういうことです。



では、私はコンビニでDMMカード買わなきゃいけないのでこのへんで。
しばらくパソコン画面とお友達やな……。


2018年02月14日 11:32 カテゴリ:02.メンバーブログ
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