アバトーーク!!〔林さん初登場!・共生生物]
(09/29 お知らせ)
その中で、3センチ程度の小さなホンソメワケベラが大きな魚の体をつついている様子が見られます。
ホンソメワケベラは大きな魚の体の表面にいる寄生虫を食べているんです!
このお掃除をしてもらおうと魚たちがホンソメワケベラの周りで待っていることもあるそうですよ!
大きな魚は体を掃除してもらえて、ホンソメワケベラは大きな魚のそばにいることで、敵から身を守る。
とても良い関係なんですね♪
ホンソメワケベラはとっても小さく見つけにくいのですが、水槽の右側にいることが多いので、見たい方はそちらをチェックしてみてください!
■ソメンヤドカリとベニヒモイソギンチャク(2階ポスト水槽で展示)
ヤドカリは貝殻を背負っていることで有名です。
体を守るために貝殻を背負っているのですが、ソメンヤドカリはその貝殻の上にイソギンチャクをつけているヤドカリです。
イソギンチャクはクラゲと同じ刺胞動物といい、毒を持っている生きものです。
それをつけることで、防御力はさらに上がります。
ヤドカリの天敵はタコなのですが、イソギンチャクの毒が守ってくれるのです。
一方のイソギンチャクのほうは普段岩場のような固い場所で生活をしていますが、ソメンヤドカリの貝殻の上で生活することで、餌を見つける機会が増えるのです。
特徴的なのはヤドカリが貝殻を変えるときに、イソギンチャクも一緒にお引越しさせてしまうのです。
■ギンガハゼとニシキテッポウエビ(2階ズームアップ水槽で展示)
(七夕の時に紹介しました)
ギンガハゼとニシキテッポウエビは同じ穴のなかで生活をしています。
この穴はテッポウエビが作った穴で、せっせと穴の中から砂を掘っている様子が見えます。
一方、ギンガハゼのお仕事は危険がないか見張りをすることです。
敵が近づいて来るなど危険を察知すると、テッポウエビに知らせて、一緒に穴の中に隠れます。
水槽でも人が急に近づくとすっと隠れてしまうので、見たい方はじっと動かずに2階ズームアップ水槽をチェックしてみてください♪
ペンギン水族館のfacebookでも動画でみることができますよ〜〜!
このようにいろいろな共生関係の生きものたちを展示しています。
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