2014/1/8
(01/08 イベント情報)
そして、この時の大将こそ大渡野弥三郎の父、軍兵衛でした。
つまり、弥三郎にとって大村は父の仇であったわけです。
弥三郎は父の仇を討つために、先陣を切って攻め込んできたのですが、槍を受けて今津の海岸で戦死しました。そこに弥三郎が腰かけたと伝わる石がありますが、負傷して腰をかけていたところを討ち取られたと伝わっています。
[画像]
こちらがその腰かけ石だと伝えられています。
その後、弥三郎を討ち取った村人が不幸続きになったり、今津で赤痢が流行ったりと弥三郎の怨念に取りつかれたような災厄に見舞われたそうです。
ある夜、村人の夢枕に弥三郎が立って「この村を全滅させてやる」と告げたため、弥三郎の霊を鎮めるために黒山大権現として今津に祀ったところ、赤痢の流行が治まったそうです。
このような理由から、敵方であった諫早の武将が祀られているのです。
大村にはたくさんの神社がありますが、それぞれが違った歴史と由縁を持っているのですね…
学ぶべきことばかりです。
皆さんも少し見方を変えて、神社に参られてみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、続いては訪れて欲しいイベント情報をお届けする「おむらんスポット」です。
1月12日から開催される「大村カキ祭り」について教えていただきました!
お話は大村市漁業組合の二嶋さんに伺いました。
二嶋さんは元旦に放送したなまこ獲り体験でもお世話になりました!!
大村カキ祭りは今年で10年目を迎えました!

[P.2/6]
次の記事:2014/1/15
前の記事:2014/1/1
ブログホーム
リクエスト!はこちら
エフエム長崎 MainMenuへ