長与ふるさとかるた
(12/27 長与ふるさとカルタ)
今日は長与ふるさとかるたの中から
年末にぴったりの1枚をご紹介しました!
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大晦日に響く除夜の鐘の音。
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」
という平家物語の一節にもあるように、
「この世に存在する全てのものは移り変わり、
始まりあるものには常に終わりがある」
そんな「諸行無常」のことわりを表しているのです。
その意味を理解して聴く鐘の音はとても奥深く、
「今年を振り返り、来年からはどう生きようか」
なんだか背筋の伸びる気持ちです。
また、除夜の鐘は人間の煩悩の数である
108回撞くことはご存知の方も多いのでは?
実は煩悩の数が108個である由来は諸説あり、
そちらもとても興味深いのですが・・・
今回法妙寺の持永海宣さんにお話を聞いてはっとしたこと。
これまで「煩悩」というと何だか悪いイメージを持っていて、
だからこそ除夜の鐘を撞きその煩悩を取り除くのだと思っていました。
でも実際は煩悩を完全に取り除くなんてことはできず、
むしろ煩悩の中には向上心や誰かの役に立ちたいなどの
善い欲も含まれているそうです。
善くも悪くも人間が何か行動するためのエネルギー源。
人間らしさの源。
何かに怒ったり愚痴を言ってしまったり、
今年の反省点を含め除夜の鐘の音に耳を澄ませることで
「心の大掃除」をするといいそうです(^^)
また法妙寺では大晦日の夜に、実際に除夜の鐘を撞くことができます!
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