丸山天寿 「琅邪の鬼」
(07/08 夏の36冊)
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本屋さんで 2度見 からの ためつすがめつ。
明らかに 中国モノと分かるイラストなのに
帯に「メフィスト賞 史上 最高の異色作!」 の文字。
しかも 作者:丸山さんは 長崎出身。
メフィスト賞というのは
風間も好きな 森博詞「すべてがFになる」から始まって
西尾維新、清涼院流水、高田崇史などなど
ミステリー界の中でも 独特な 尖った作品が揃った賞なんです。
これまで 現代的なミステリー というイメージが強かったので、
(SFっぽかったり ファンタジーっぽかったり はあったけど)
中国モノ・歴史モノ なのに メフィスト賞 受賞…
意外すぎて びっくりしました。
登場するのは、
秦の始皇帝、
始皇帝から不老不死の仙薬を見つけるよう言われた 徐福、
徐福の弟子たち(易占術、医術、剣術などに秀でた人ばっかり)
かれらが住む 琅邪 の求盗(警察官) などなど。
ちなみに、
琅邪 : 中国大陸の港町で、古くから “あやかしの町” と呼ばれる。
鬼 : 幽霊・亡霊・人知を越えた怪奇現象・不思議な出来事。
琅邪の 偉い人(右大臣・左大臣 みたいな 東王・西王)の家で
事件(不思議なできごと)が起こって、
解決しようと奮闘するうちに 次々と不思議なことが起こってきて
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