江戸時代のピカソ

今週のトリビア〜ルは、長与町を飛び出して佐世保市からお届けしましたー!!

・・・というのも、江戸時代に長与で作られていた幻の焼き物「長与三彩」が、佐世保にある窯元で復刻されている!という情報が番組に寄せられたのです。
これは現場に向かわなくては!!==(/・-・)/



その窯元が、佐世保市三川内本町にある【窯元 嘉助】
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こちらでは主に平戸焼の茶道具や、長崎三彩が作られています。





そしてお目当ての長与三彩がこちら


抹茶茶碗

インタビューさせて頂いた平戸焼十三代嘉助窯 横石嘉助さんが「ピカソみたい」と言われていたように、色の組み合わせ・デザインが独特でとても印象的!

江戸時代当時に作られたものが残っているのはとても貴重な幻の長与三彩。途絶えたものを先代さんが研究と試行錯誤を重ねて復刻させ、今こうして受け継がれ、新しく生み出されているのは本当にすごいことです。


〜こぼれ話〜
茶席ではお茶を楽しむだけでなく使用する茶道具を説明するそうで、そんな時長与三彩はその珍しさと歴史背景から話題性のある焼き物なんだとか!




窯元嘉助では注文を受けて長与三彩を作っていて、茶道具の他にもマグカップなど可能なものは作ってくだるそうですよ♪


飾っていたお猪口、可愛かったなぁ〜

気になった方は、窯元嘉助にお出かけになってみてください。

窯元嘉助
859-3151
長崎県佐世保市三川内本町190-2
TEL・FAX: 0956-30-8674


●長与町で長与三彩を見ることができる場所●

長与町民文化ホール

2階展示ホールで江戸時代当時の貴重なもの、長与皿山窯跡で出土した破片、復刻されたものなど数点展示されています。









長与から時津へ向かう三彩橋

橋の名前が書かれたプレートが、長与三彩でできています☆




長与は昔、陶芸の町だったんだなぁ〜としみじみ。
故郷の歴史ある長与三彩、是非見に行かれてみてください^^
2015年03月21日 09:56 カテゴリ:放送後ブログ
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