Ayumi voxxx
(06/14 Ayumi voxxx)
今回、超・長文ブログです。
最近、氷室冴子さんのことを書いた所、
女性リスナーさんから、
「懐かしい!」
「読んでました!」
という声を番組に頂いたので、
あの作品を・・・
がっつりネタバレ気味に語ります!!
(鼻息荒めで)
『ざ・ちぇんじ』/氷室冴子
↓↓時は平安。所は京の都。
貴族の名門 権大納言家には2人の姉弟が。
病弱で人前に出るとすぐに失神してしまう弟
を見て、父は、
「これでは将来、出仕など叶うまい」と憂い、
活発な姉を→男「綺羅君(キラギミ)」、
弟を→女「綺羅姫(キラヒメ)」とし、
極秘に育てる。
(*この綺羅姫(本来は弟)が
「深層の姫」と、都中の評判になり、
公達から次々と恋文が届くのですが、
それに癖々する弟の姿が笑えます)
---ある日のこと。
お主(今上帝)は、
姿を伏せて北嵯峨に遠出へ。
すると、森の湖で泳いでいる1人の女。
「あれはどこの姫か・・・?」お主が繁みから
そっと覗いていると、女に気配を気付かれ、
2人突然のご対面。
上がる女性の叫び声!
その姫君こそ、
普段、女であることを隠し、
男として振舞っている綺羅君(女)だった。
まッ裸の綺羅君(女)と、
姿を伏せた今上帝との出逢い。
当然、この時はお互いの素性を知る由もなく
相手のことを変態扱い(笑)
---所変わって、宮中。
湖で見た「まッ裸の姫君」のことが
忘れられない今上帝。
「あの姫は、もしや、今、
都で評判の綺羅姫だったのでは・・・?」
と、推測。
そこで、
綺羅姫とそっくりという話の綺羅君を
元服させ、内裏出仕させようと命を下す。
これを聴いて騒然となる権大納言家!
姉と弟が本来の姿をとりかえているのだから。
お主の意向に背くわけにも行かず、
綺羅君(女)は覚悟を決めて元服にのぞむ。
当時、元服と同時に結婚をするのが慣わしで
あったため、
綺羅君(女)は、名門・右大臣家の姫君、
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